中田監督の戦術が諸悪の根源という現実

女子のワールドカップバレーで、日本は5位に終わった。

7位ぐらいに沈むかと思いきや、ラスト3日で3連勝をあげ何とか5位へと滑り込む。

この追い上げは、皮肉にも中田監督の目指すバレーを無視したことで達成されたのであった。

とにかく大会の中盤まではチームの調子が上がらず、特にセッターが批判されがちであった。

だが違う、セッターが悪いのではない。
そういうトスを求めているのが中田監督なのだ。セッターはそれに従ってるだけ。

低く速いバレー・・これが中田体制発足時からのコンセプト。
ネット上にロープを張り、それを越えないよう、セッターへとパスする練習をさせてた。

私はその練習風景を見た時、「こりゃアカン・・」と愕然。
そんなに型にはめ込んでどーすんの、と。
しかも、ロープ張るってのが何とも古臭く「昭和か!」と。。(苦笑)

もちろんセッターも低く速くトスするよう求められる。
ふんわり高いトスを打ち分ける方が得意なアタッカーだっているだろうに。

そう。今回の大会でも、そういうアタッカーが当然のごとく不調に陥り、批判される。
もちろんそのアタッカーが悪いのではない。

そこに風穴を開けたのは、今回緊急で追加招集された新人の石川真佑選手だ。

当然、彼女はチーム練習にほとんど参加できていない。
いや、だからこそ無邪気に「高いトスをください ♡」とセッターに要求したのであった。

すると試合でバンバン決め、たちまち日本チームの救世主となる。
他の選手も高いトスをあげてもらう機会が増えていき、得点できるようになった。

結局1本目のパスまで高くすることで、さらに事態は好転。
3連勝へと結びついた、というワケ。

中田バレーを否定する形で、チームは勝利を成し遂げたのであった。

そもそも、中田バレーのコンセプトに賛同してた選手は少なかったのではなかろうか。
だが、異を唱えるとメンバーから外される恐れもあるから、渋々従ってたのでは?
だってー、来年自国で開催されるオリンピックなんて、誰でも出たいじゃ~ん。

大会後、中田監督はこう語ったそうだ。
何が何でも「全部はやく持っていけ」と言っているわけではない。

・・それさー、ゆっちゃイカンくない??
 そんな、ハシゴ外すような、後出しジャンケンみたいな。

自分の指示を選手が曲解したと? 自分は悪くないと?
選手たち、ガッカリしたんじゃない? 信用なくすよ? 何だか「ダメ上司」っぽいな。

私はこのフレーズで、中田監督が指導者向きではないことを確信した。。

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