不遜は損か?キュンなのか!?
身だしなみが悪いだの、食べ方が汚いだの、とにかくそういう面での評価が散々なのである。
育ちはそこそこいいはずなのに、これは一体どうしたことなのかと思う。
マナーの悪さは外交にも表れ、座ったままで要人と握手する姿もバッシングされた石破総理。
「う~む・・こういう態度を、例えばアメリカの大統領に対しても取れるのかね?」と思ってたら、日米首脳会談でもふんぞり返って座ってた(苦笑)。
相変わらずの無作法っぷりを嘆く人もいるが、私の中では石破総理の株が少し上がった。
人(国)によってあからさまに態度を変えるタイプなら、さっさと見限ってた。
媚びず、ひるまず、動じず、仏頂面でふてぶてしいのが、ある種の不気味さを感じさせる一方で、語り口はソフトだし、下調べはちゃんとやってきているし(官僚の努力の賜物?)、記者から飛んだ報復関税の質問にもウィットを効かせて切り返すなどして、トランプ大統領を喜ばせた。
「ギャップ萌え」かもしれないな。
これまで周りにいなかったタイプだろうし、面白がってくれたんじゃないの?
石破総理といえば、飲食をともにしながらの仲間作りが苦手で、政治家としての会食頻度は低い。
マナーの悪さは会食機会の少なさの表れかとも思ったが、昨今、その「会食文化」こそが諸悪の根源となってる案件が散見されてて。
「会食」と称して女性を集め、大物芸人にせっせと調達する後輩芸人・・
「会食」と称して女子アナを呼び寄せ、人気タレントにせっせと調達するテレビ局幹部・・
結果、関与した奴らはテレビ界からの追放を余儀なくされ、果てはテレビ局まで吹っ飛びそうな事態にもなってる。
数年前の話になるが、「私は飲み会を絶対に断らない女」と豪語していた内閣広報官(今は前述のテレビ局へ天下り)の女も、高額接待を受けていたというスキャンダル(関連記事:違法接待女の処世術にドン引きした件)で辞任に追い込まれたし。
安倍元総理だって、稀代の人たらしで、いろんなとこに見境なく顔出し過ぎた結果、恨み持たれて撃たれちゃったしね。
「リスキー会食」より「リスク回避」だよ令和流は。
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