その顔は、まだ早い。
柳楽優弥がビートたけし役をする映画『浅草キッド』。
予告を目にした私は目がテンになった。
若手の頃のたけしの話なのに、柳楽の口元は、今のたけしのそれだった。
どういうことかって?
「バイク事故後の麻痺で 曲がった口元」ってことである。
例のバイク事故は、たけしが超売れっ子だった中年の頃に起こした。
だから『浅草キッド』時代のたけしは、当然まだあの口元にはなっていないはずだ。
♪違う違う そうじゃ そうじゃな~い と思わず歌いそうになる。
何も「けしからん」と言いたいわけではない。
「なるほど・・柳楽優弥が物心ついた頃にはすでにあのたけしだったんだー」と、感慨深かったのである。
彼はあのたけししか知らないのだ。
なるほど、なるほど。
すると、とある情報が。
松村邦洋からモノマネ指導があったというのだ。
えーーッ!そっちか。
松村のモノマネは憑依型なので、無意識のうちにあの表情になってる可能性が高い。
それをそのまま伝授しちゃったってワケか。
・・てかさ、松村にモノマネ指導なんか受けるより、たけしの若かりし頃の映像で研究した方がよかったんじゃないの??
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