マツコの知り過ぎてる世界 ~ 80年代アイドル衣装 ~
もはやこの分野はマツコの知らない世界ではないワケで。
何で当時を知らない若者にレクチャーさせるのかなぁ。
案の定、マツコがイラついてた。
昭和歌謡の回でも、若者にレクチャーされてマツコがイラついてたし。
若者が気の毒だ。
数年前の振り付けの回の時には、昭和アイドルの振り付けをたくさん手掛けたプロが出てきて、その人の話にマツコは興味津々だった。
(関連記事・・・マツコのよ~く知ってる明菜の世界 )
やっぱそういうレベルの人でないと、マツコは「私の方が知ってるんだから!」ってなる。
昭和歌謡について語られる番組は多くても、ステージ衣装について語られる番組はなかったから、目の付け所はいいと思う。
だからこそ、惜しかった点を挙げることにする。
↓ ↓ ↓
・ベストテン内にWinkと中森明菜が2回ずつ登場してるのはいただけない。幅広く紹介すべき。それが当時を知らない若者の限界なのかな、とも思う。
・「ゆうゆ」の唐突感!(笑) ゆうゆ好きのコが一人いたからだと思うけど、多分誰かから「ゆうゆに似てる」って言われて意識するようになったんだろうね。マツコから「そう言えばアナタ、ゆうゆに似てるわね」と言われるのを期待してたのかもしれない。どういう理由であれ、当時を知ってる人なら、あそこにゆうゆはねじ込まない(笑)。他にもB級アイドルをベストテン内にちりばめているのならアリだが、他がA級ばかりの中、ゆうゆを投入してもバランスを欠くばかりである。そこらへんを全てフラットに捉えるのは、当時を知らない若者ならでは。
・途中で気づいたが「80年代アイドルゴージャス衣装ベストテン」だった。別に「ゴージャス」にこだわる必要なかったのに・・と個人的には思う。
・小泉今日子の、内臓や脳みそをモチーフにした真っ赤な衣装を紹介するのはやめて欲しかった。あれは「ゴージャス」なのか? ただただ奇抜で奇妙なだけだが。彼女にはもっと素敵な衣装がたくさんあるってのに。
・1位の松田聖子『マラケッシュ』衣装のスルー加減はどうだ? 歌唱映像も許可が下りなかったのか? 1位なのに映像ナシ&駆け足で終了。ヘンなの。当時を知ってる人なら『マラケッシュ』のチョイスはまず無い(笑)。 聖子に関しても、衣装だけを切り取れるフラットさ・・これも当時を知らない若者の成せるワザなのよね。
ちなみに私は『チェリーブラッサム』の水色の衣装が大好き。茶色がかった髪で色白の聖子にすごく似合ってる。
・南野陽子は『はいからさんが通る』ではない曲の衣装がベストテン内に。そこでマツコが「ナンノは袴よぉ~!!」と嘆く。マツコも同じようなこと言ってたけど、ロングヘアのまま、袴姿であの曲を歌ってほしかった。
・・・終盤、南野陽子が特別ゲストとして登場。
『吐息でネット』の衣装はハワイのムームーをアレンジして1万円ぐらいで制作したものであるとか、衣装にまつわる興味深い話をいくつかしていて、「むしろ今回、『南野陽子ステージ衣装の世界』として特番組んだ方が良くなかったか?」とすら思った。
コメント
コメントを投稿