奈良県アイドル３７歳男性のやっかいさ

『IPPONグランプリ』にKinKi Kidsの堂本剛が出ていた。

彼の回答を２つほど聞いたが、クソつまらなかった。

しかも、彼が定期的に単独で大喜利イベントを開催していると聞き、ゾッとした。

この人は、ま～だこんな「お笑いごっこ」を続けているのか、と。

彼のコンサートに来るようなファンに、大喜利イベントにも足を運んでもらい、笑ってもらってるだけではないか。

さだまさしや、故やしきたかじんなんかは、コンサートの中身のほとんどがトークで、それがバツグンに面白いのだそう。

ん、あの人たちは、ホントにしゃべりが達者。
ファンでなくても、「面白いんだろうなぁ」と想像できる。

堂本剛が自分を「オモシロ」と認識しているのであれば、そういう手法を取ったので十分ではないか。

しかし彼は、それでは満足しない。

自分を、芸人と同じステージに持って行かないと気が済まない。
また、自分にはそういうセンスがあると思い込んでいる。

ホントに困った人だ、と思い続けてきた。

もひとつ困ったことがある。

彼が崇拝しているダウンタウンの松ちゃんが、彼を憎からず思っている点。

その昔、ナイナイのことを「オレらのパクリや」と言って糾弾していた松ちゃんだから、あからさまに喋り方や言い回しをパクってる堂本剛のことなんて、どんなに毛嫌いすることだろう・・・と思っていた。

ナイナイは芸人だからディスるのであって、堂本剛は芸人じゃないから腹も立たないしディスらない、というのであれば、「アイドルごときが俺のマネして、クソつまらんくせに芸人気取りになってるのがムカつく」という腹の立ち方もあるのではないか、と思ったのである。

しかし松ちゃんは、自分の番組のゲストにも彼をちょくちょく呼んでるし、対応も優しい。

私はね、思ってんの。
これは、松ちゃんに対して相当「尊敬してます」アピールをしてきたんじゃないか、と。
松ちゃんだって、一途なファンを邪険にはできないもんねぇ。。

そして、ファンや松ちゃんが作ってくれる「ぬるま湯的環境」に浸りながら、ナゾの手ごたえを感じつつ、彼は今後も「お笑いごっこ」を続けていくのである・・・あ～あ。