お姫様だったお嫁さんの誤算

「彼は能力が高いから大丈夫だろう」と思っていたのかもしれないし、「忖度してもらえるだろう」と思っていたのかもしれない。

「でも、100%合格するとは限らない」とも思っていたのだと思う。

それゆえの合格発表前の結婚会見だったのだ。

もし不合格だった場合、結婚させてもらえなくなる可能性があるから。

とにかく目的は結婚なのだ(男の方もそうかもしれないが)。
結婚してこの窮屈な国から脱出して、自由を謳歌したい。

結婚しか見えてなかった。

そして結婚は達成できた。

しかし今、「不合格」という現実を目の前に、途方に暮れているのだろう。

不合格の可能性も考えないわけではなかったが、不合格だった場合のシミュレーションまではしてなかったし、したくなかった。

それまでは「結婚」しか見えてなかったが、これからはいやでも「生活」と向き合わざるを得ない。

不合格だったことで、より一層現実に引き戻されることとなったのである。

ところで、不合格に驚いている人が結構いるけど、それは一体どういう意味で?
優秀な人だと思っていたから? それとも忖度されなかったってことに?

まー普通に考えて、忖度でもされない限り、ムリよね。
公的な資格試験で忖度が働くなんて、絶対あってはならないことだけど。

日本育ちの人ならさ、まず日本で弁護士になって、それにプラスする形で米国の司法試験を受けたりするわけじゃん。

それをさ、いくらインターナショナルスクールに通ってたとはいえ、まー日本育ちなわけでさ、その日本でガッツリ法律を学んだわけでもなく、いきなり向こうに渡って専門用語が英語でガンガン飛び交う授業を受けて、司法試験合格目指しますってんでしょー?

そりゃ日本よりも試験の合格率は高いけど、彼のような経歴で受ける人ってまれでしょ。
法律を勉強してきたネイティブの人なら受かりやすいんだろうけど。

「こうしつりよう」で「ごうかくしよう」とかおもわないでね、ロイパー兄さん。

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