関与あるかないかなかい
相変わらずフジテレビは当該会食の幹部社員の関与を否定しているし、週刊文春は記事内容をこう訂正してきた。
「被害女性は(幹部社員ではなく)中居に誘われた」と。
思い返せば、この件の経緯は、週刊誌報道の中でちょこちょこ変遷を遂げている。
最初は「幹部社員に誘われ、大人数で会食の予定のはずが、中居以外全員ドタキャンし、2人きりにさせられた」だったはずだ。
それが「事前に中居から『大雨でみんな来れなくなったけど2人きりでもいいか』と連絡があり、女性は了承して中居宅へ向かった」に変わる。
そして今度は、誘ったのが幹部社員ですらないというのだ。
「いや、いや、幹部社員が誘ってきた会食も存在するのだ」と言わんばかりに、中居宅でのバーベキューの記事も掲載。
別に普通のバーベキューパーティー。。
これらの変遷が、週刊誌側の早合点によるものなのか、被害女性の証言が変わってきたことによるものなのかはわからない。
仮に、当該会食に幹部社員の関与がなかったとするならば、当時のシチュエーションとして2つ考えられる。
①中居の自作自演。自ら「こないだのバーベキューの時と同じメンバーで食事会するんだけど来るでしょ?」と被害女性のみを誘う。
②中居が被害女性に気があることを知ってる幹部社員が、中居と直接(あるいは電話)のやりとりで、①の手法を中居に提案。
②だと、関与があるといえばあるが、ないといえばない。
証拠が残らないので、「関与がない」で押し通せる。
ちなみに、バーベキューパーティー後、被害女性は幹部社員から中居との連絡先交換を促されて交換したらしく、連絡先さえ知られなければ中居から当該会食に誘われなかったも知れないので、関与があるといえばあるが、これまた、ないといえばない。
ある弁護士が「トラブル発生後、被害女性が会社に相談しているということは、業務性がある中でのトラブルだと捉えているということ」だから「フジテレビが『幹部社員の関与がない』と言い切るのはいかがなものか」的なことを言っていたが、「幹部社員に仕組まれた!キーーッ!」という被害者の「思い込み」の可能性もあるよなぁ・・と思った。
フジテレビの企業風土とか、今回の件での対応ミスとか、例の幹部社員のやり口みたいなものに問題があったのは確かだろうが、ここまでコテンパンに潰されるほどのことかなぁ・・とも思う。
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