歌う映像しか知らないキミへ
「昔からあんな喋り方だったの??」
全盛期を知らない若者が、口々に疑問を呈する。
「あんな喋り方だったよ」と、当時を知る人間が答える。
私の感覚としては、それも正解とは思わない。
「そんな喋り方をする時もあった」ってのが正確かな。
この1ヶ月ほどで、急にメディア露出するようになった中森明菜。
歌唱やビジュアルに関しては、もう何も語りますまい。
なら、彼女の「喋り方」について、頭ん中が「?」マークでいっぱいの若者にレクチャーすることにしよう(何でやねん)。
テレビでいつでも同じテンションだった松田聖子に対し、明菜は浮き沈みが激しかった。
要するに、機嫌がいい時と悪い時の差が激しかった。
喋り方は、基本的には友近がよくマネするような「妹の明穂が・・」みたいな低音囁き系。
機嫌がいいと、今回のような喋り方(幼児ぶりっ子喋り)をする時もあった。
それは本来の彼女の喋り方ではない。
作られた喋り方であり、なおかつ彼女がとても気に入ってる(イケてると思ってる)キャラ。
おそらくコンサートなんかでその喋り方をしては、ファンに「可愛いー!」と言われ続けてきたのだろう。
その中で、いつしか「お歌が」 「お衣装が」なんて言葉も使うようになっていった(エスカレート)。
昔、歌番組に出演した明菜が、何かのお祝いで番組側からたくさんのイチゴを贈られたのに、MCとのトーク中に、他の出演者らにムシャムシャ食べられ始めた時、大人っぽい衣装に身を包んだ彼女が例の調子でこう言ったっけ・・
「それはアキナちゃんのイチゴよぉ!」
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