「チェッカーズはアイドルなのか」問題

チェッカーズの音楽とその時代」という本が発売された。

意外とこれまで、その音楽性については、論じられることが少なかったチェッカーズ。

彼らは、アイドル視され続けた全盛期に、自分たちのことを「アイドルである」と宣言する。

そこには世間に対する「諦め」と、ポップスバンドとしての「悲哀」が感じられる。

「自分たちはアイドルではない!」と言い張るより、よっぽど大人だった。

そのアイドル性に少し隠れる形で、高い音楽性があったのも事実。

もっと論じられて然るべきだったろう。

「河合奈保子が山口百恵のメドレーを歌ってる動画を観たんだけど、あの人、めちゃくちゃ歌が上手かったんだねー、全部歌いこなしてた」と年上の知人。

その人、過去には河合奈保子のレコードをいくつか持ってたらしいんだけど。
なに今頃歌唱力の高さに気がついてんだろーか。

あれだなー、アイドル性だなー。
アイドル性がジャマしちゃって気づかなかったんだろーな。

しかも、あんなにビキニばっかり着せられて。
あんなにビキニを着なくても、歌唱力だけで勝負できるのに。

そんなのはさー、歌のヘタなアイドルにだけさせてればいーのに。
彼女は、「アイドル」ではなく「歌手」でいたかったはずなんだ。

とにかく。「アイドル性は、時に音楽性のジャマをする」ってことを言いたかった。
ま、視聴する側の問題なのだけど。表面のキラキラにばかり目を奪われてさ。

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