たけしが語る「スマップと嵐の差」

嵐と比べたらスマップの方が上だし。悪いけど、レベルが違ったから
と語るのは、ビートたけし。

すごいな。スマップのことをそこまで高く買ってたんだなーとあらためて。

仕事内容やスタンス的にはスマップの流れをくむ嵐だが、グループの「たたみ方」としては真逆の方法を取った。

スマップを反面教師にした面もあると思うが、嵐の「たたみ方」は満点に近い。
一方のスマップは0点に近い(スマップというより事務所が悪いんだが)。

嵐に人気があるのは確かだが、「何がスゴイの?」と聞かれても、私は答えに詰まる。
たけしが言ってるように「すごい踊りをするわけじゃない」し、歌は頑なまでに口パクだ。

スマップだって踊りも歌唱も大したことないけど、やはりジャニタレによるバラエティ活動への開拓者、先駆者としての功績は大きい。時代を象徴するような存在でもあった。
運と時代に恵まれてたのもあるけど、国民的大ヒット曲もいくつかあるしね。

ところで、たけしのエッセイ本はかなり持ってる私。
もちろん最新刊の『「さみしさ」の研究 』も読了してる。

これまでの著書でもスマップについての記述はよく見かけたんだが、やはりこの本でも・・

流れが変わったのが90年代だよ。やっぱりSMAPがドンドンとバラエティに進出してきたってのがデカイよな。(中略)これまでアイドルがやらなかったこともガンガンやってね。一気に芸能活動の幅を広げていったんだよな。当時、オイラは『ジャニーズのアイドルが本気でお笑いに進出したら、芸人はメシの食い上げになる』と言ってた。その予言はまさに当たったね

・・たけしでも少し脅威に感じるほどの存在だったんだね。

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