たけしのお姉さんが来てくれたのに・・

ビートたけしと実のお姉さんが、27時間テレビで初共演。

関ジャニの村上が出るので、本当は番組自体を見たくないのだが、その部分だけ見てみた。

私はたけしの本を結構読んできたので、お姉さんのことも多少知っている。

たけしが生まれた時、姉の安子さんは12歳。

映画が好きで、たけしを背中におぶっては映画館へ足を運び、一番後ろで立ったまま映画を観ていた。

学校の成績はトップクラスで、当時、学区一の名門校だった都立上野高校に進学。
たけし以外の2人の兄弟も同校の卒業生。

高校卒業後は、大学進学も一流企業への就職も可能だったが、浅草の革問屋の個人商店に就職。

それは、母親さきさんのこのような考えから。
「いくらしつけをきっちりしたつもりでも、うちはペンキ屋。娘にはもっと厳しいしつけの機会を与えてやりたい。そのためには、奥さんが隅々にまでにらみをきかせている個人商店に勤めさせるのがいい」
(以上、参考文献『北野家の謎』)

・・・さきさんは息子たちを全員大学に行かせたが、娘に対しては違う希望があったのだ。
「女に学歴は必要ない」って時代の人だからねぇ・・しょうがないッス。


さてさてその番組であるが。

結構トークができそうな人だったのに、くだらんVTRを見せてる時間がすごく長くて、トークの時間はえらく短かった。

たけしはお姉さんと話す時は柔和な顔になってて、姉弟仲はすごく良さそうだし、いろんなエピソードが聞けたんじゃないかと思うのに。

あれじゃ、たけしの姉さんのムダ遣いだわ。。

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