小池とジュニアはどっちもどっち

小池百合子の「排除」発言。

メディアはどこも「希望の党の大敗の原因はコレだ！」と言わんばかりの論調で。

一気に、小池百合子が「叩いていい存在」になっちゃった感がある。

そこに乗っかったのが千原ジュニアだ。

自身が出演する情報番組で、小池と番組共演した際のエピソードを披露した。

小池は、東京オリンピックのバッジをスタジオに２種類持ってきて、ビートたけしには立派なバッジを渡し、「あなたにはこっちね」と言って、ジュニアにショボい方を渡した。ジュニアは何とも思わなかったが、周りのスタッフが「政治家なら、弱い方にエエやつ渡すか、同じもの渡すやろ」とすごく怒っていた。
・・・というエピソード。

何だか、トレンディエンジェルの斉藤を思い出しちゃった。
清水良太郎が逮捕され、そのニュースを扱った番組で、「この人に『来年消える』と言われた。一方でモノマネ審査員には謙虚な態度を見せていて二面性を感じた」などと、犯罪とは直結しない、ウサ晴らしとしか思えないエピソードを披露してたから。

おまけにジュニアは、「自分は何とも思ってないが、周りの人間が怒っていた」などと、自分の好感度を下げないようにしている点も狡猾だ。

自分は「怒ってる」と言わずに、「〇〇さんが怒ってたよー」とか「みんな、怒ってたよー」と言ってくる人のタチの悪さ。。

そしてバッジの件だが。
う～む・・たけしにショボい方ってのもなかなか違和感あるぞ。

私なら選ばせるかな、「どちらになさいますか？」って。
２人とも芸人なのだから、それなりにボケてもくれるだろう。

あっ！ひょっとして小池の「あなたにはこっちね」も前フリだったんじゃないのか？
ジュニアに「ちょっとー！ものすごい忖度ですやん！」などとツッ込んで欲しかったんじゃないのか？

それに気づかない「芸人としてのセンスの無さ」が問題なのか、権力者への媚びを晒した「政治家としてのセンスの無さ」が問題なのか。。