給食指導に正解はあるのか

岐阜の小学校で、教師が児童に給食を完食するよう指導したら、嘔吐する者が数名出たというニュース。

私の小学校時代も完食が決まりだったわ~。
中学校もそうだったけど、途中で転校して、転校先の学校は弁当だったな。

当時も、「これ、給食が腐ってるとしても、食わされるパターンだよね」と思ってた。

私は、好き嫌いが多いわけでも、食が細いわけでもなかったが、給食には大変難儀した。

クラスに慣れるまでは、緊張で物が喉を通らないのである。
あと、「時間内に平らげなきゃいけない」というプレッシャーと。
それこそ吐き気との戦いであった。

新しいクラスになると、必ず家庭訪問で「食事がスムーズにいきません」と言われ、中学生になってまで言われたときには、情けなくてしょうがなかった。

ま、私の場合は特殊なんだけど、給食指導ってホント難しいと思う。

「残してもいいよ」にしてしまうと、好きなもんだけ食う子が続出するしね。

で、大人になって「野菜が嫌い」「魚が食べられない」とか言ってるのって、相当みっともない。

冒頭のニュースでは、1年程で嘔吐者が数名発生したようだが、私の小学校時代を振り返ってみると、6年間で給食時間に嘔吐したクラスメートは皆無。

噂で、「Aちゃんって、去年、嫌いなもの食べさせられて吐いちゃったんだってー」というのを1回聞いただけ。

「嫌いな物は無理して食べなくていい」と言われて育つ現代っ子と違って、嫌いな食べ物に対する対処法を心得ていた、と言えるのではないか。

ミョーなところで感心してしまう私なのであった。。

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