キムタクがケムたがられるワケ

あまりこんなこと言いたかないが、キムタクの話はつまらない。

つまらないのにまわりくどい。

「どうせオチはないのに」と思いながら、長々とした話を聞くのはツラい。

しかも何だか本人は嬉々として喋ってる。だから余計にツラい。

先月、映画の宣伝を兼ねていろんな番組に出まくってたが、観ないようにしてた。

いつだったか、「遅れましてながら」などと奇妙な日本語を口にしてた。
「遅ればせながら」と言いたかったのだと思う。

長い話の中に、こういう言い間違いが挟み込まれるものだから、ストレスも溜まる。

そんなキムタクが、「嫌いなジャニーズ」アンケートでぶっちぎりの1位となった。

それを掲載してる週刊文春の誌面で、一般の人の声(嫌いな理由)として「(スマップ解散報道の)謝罪会見のときの勝ち誇ったような顔」というのがあった。

そーなのだ。
彼の思う「カッコいい言動」は、世間のそれとはズレている。

あの謝罪会見での彼は、「ウチのバカどもが申し訳ない」という態度だった。
「こんなオレ、カッコいい」というウットリ感も滲み出てた。

でもあの場でのああいう態度は、世間では「カッコいい」とは思われない。
むしろ非難されてしまう態度であることに、本人は気づいてない。

バラエティ番組でのスポーツ対戦のような時にも、どんなテを使ってでも勝とうとする。
だって彼の中では、勝つことこそが「カッコいい」ことだから。

そー言えば、以前スマップで50メートル走をやった時、ビリに近い順位になって言い訳してたっけ。

彼の中ではトップになることこそが「カッコいい」ことであり、「普段の実力が出せればオレがトップだった」とアピールしたくてたまらない。

トップになれないことが、言い訳するより「カッコ悪い」ことなのだ。

世間から見れば、こんなことで言い訳する方がよっぽどカッコ悪いんだがな。。

※関連記事…幡 蒼子のおこりんぼ日記3: 言い訳なんて、いいワケない?

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