売れない音楽をどう続けてくか

アジカンの後藤正文氏が、音楽に関するコラムを朝日新聞に載せていた。

一部を抜粋すると
大きな音楽の町が村々に分かれ、人々の行き来が減り、すべての村を貫くような大ヒットが生まれにくくなった。音楽を生業にする方法ではなく、売れない音楽の続け方について考えなければならない時代だとも言える

ホントそう。
その時代を彩るヒット曲や流行歌が生まれないことを、つくづく寂しく思う。

握手券狙いとかそういうの抜きにしてCDを買う層ってのは、中高年かと思う。

それならその層がよく観てるNHK朝の連続テレビ小説の主題歌が、もっと売れてもいいじゃないか。

あまりいい曲が起用されてないってことなのだろーか。

いや、そもそもCDを売ってる所がなくなってるし。

高齢者がネットでCDを購入するってのもなかなか・・・。
てか高齢者って、CDを聴く機械もなく、未だにテープとかだったりするのかも。

タレントの小島瑠璃子が、元々は歌手志望で芸能界入りした、と言っていた。

彼女が芸能界デビューした頃って、すでにCDが売れなくなってる時代。

一体どんな姿を夢に描いていたのだろうか、と不思議でならない。

そう。「歌手になりたい」と言ったら不思議がられる、そんな時代。

過去にヒット曲を出したミュージシャンが、「今、CDが売れない時代で困ってる」と嘆くが、「アンタ、いい時代に曲出せて良かったじゃん!それだけでも恵まれてるよッ!」と、私は言いたい。

そりゃ、今の人たちの方が大変だもの。
今、どんないい曲書いたって、売れやしないんだから。
冒頭の後藤氏曰く、ダウンロード数も減ってるらしい。

いい曲がドンドン埋もれていってるはずだよ?

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