バーキンひとつ買えない人たち

元々「自分へのご褒美」というフレーズが嫌いだった。

普通に「欲しかったから買った」でいいではないか。

なぜそこにエクスキューズをつけるのか。
なぜ「何かで頑張った私」というアピールまでしたがるのか。

優木まおみが、「子どもを出産した自分へのご褒美」として、エルメスの200万円のバーキンを買った、と言っていた。

褒美の理由としては、一番愕然としたかも。

誕生した子どもが自分へのご褒美にはならないっちゅーことだ。
「こんなしんどい思いして、バーキンでも買わなきゃやってらんないわよッ」ってことか。

ま、どーでもいいや、この人のことなんて。価値観も人それぞれだしね。

ところで私は、「食」にさほど興味がない。
なので、グルメ番組なんかは全く興味がないし、グルメリポーターなんかも私には全く不要。

グルメリポーター、というかグルメ評論家的な仕事も多いアンジャッシュ渡部。

この人が語りだすと私は退屈だ。
グルメに興味がないからだ。

そしてこの渡部が、ママタレ好感度アップを望みながらもバーキンアピールする優木まおみを批判し、「我々は、バーキンを1個も買えない人に向かってやってるんだ!」と言っていた。

・・・て、この発言もどーなのよ?
一般視聴者の味方のフリをしていながら、ディスってないか?

小6の時、学級委員を決める投票で、フザけた野郎らが気弱な男子A君に票を投じて、トップ当選となってしまうのだが、その時の女性教師の言葉を思い出した。
「フザけるのはやめなさい!A君に学級委員が務まると思うの!?」

せ、せんせぇ・・・

それにしても。
「自分へのご褒美」とか言う女と、グルメにうるさい男ってのは、いろんな点で私と合わないんだなぁ。。

コメント