タモリが一目置いてるミュージシャン

「この仕事に情熱が持てなくなっちゃって」
と、会社の先輩にブッちゃけた過去がある私。

その先輩は
「情熱なんかなくても、お金を得る為の手段、と割り切ってやればいいんだよ」
とアドバイスしてくれた。

ま、そういう考え方もアリだ。

しかし私は、そういう割り切り方のできない人間だった。
そもそも先輩にアドバイスを求めたわけでもなかった。

割り切って仕事してるなーと思うのはタモリである。

長年『Mステ』のMCを務めているが、どういう心境でやってるのかと思う。

音楽への造詣が深く、特にジャズを好むタモリが、近年特に程度の低くなったアイドルたちの歌など、全く興味ないだろう。

無の境地なのかも、と思う。
誰に何を期待するでもなく、ただ粛々とこなすだけ。

ところで先日、小沢健二がほぼ20年ぶりにMステに出演した。
その時に彼が、「タモリさんがライブに来てくれて」みたいな話をしたんである。

どうやらタモリは彼の楽曲のファンで、タモリが歌詞を評価している唯一の人物は、オザケンらしいのだ。

もう終わっちゃった番組『ヨルタモリ』なんかで、オザケンをゲストに音楽談義に花を咲かせてほしかったなぁ。

『ヨルタモリ』って、Mステなんかよりよっぽどタモリらしい番組だった。

ただしママ役の宮沢りえはいらない。
あの人出ると、どーも安っぽくなる。トークに深みもない。

タモリがマスター役の、バー設定の番組が観たい。

※関連記事・・・幡 蒼子のおこりんぼ日記3: オザケンカバーだぁ?フザケンな

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