このヒヤヒヤ対談、誰トク?

『古舘伊知郎ショー』だって。
他局の冠番組が超低視聴率だってのに。
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小池百合子と海老蔵が出てた。
3人での対談だ。

小池百合子と海老蔵は面識がない。
小池は海老蔵の父親とは親しかったようだが、息子とは面識がないということは、海老蔵の父親の葬儀にも参列しなかったのだな~、とツラツラ考える。

なんちゅーかこの対談、寒々しかった。
ゲストの2人が古舘のことを好いてない空気がビンビン伝わってきた。

古舘が海老蔵に、「(歌舞伎の)ニラみを披露してもらえませんか」と懇願する。
いやー、ムリだろ、歌舞伎の人たちがそういうのに応じるケースって見たことない。
しかも、相手は海老蔵だ。一筋縄ではいかない男。

でも古舘は、ここがオレの腕の見せ所と思ったんだろな。
「小池さんからのお願いですよ?(←してない)」「やってもらわないと番組がつぶれちゃう(←海老には知ったこっちゃない)」などと、しつこく説得するんである。

いやもう、絶対ムリなんだって、海老蔵だし、ムリなんだって。
最初っからわかりきってんだよ、こっちは。

案の定、最後まで拒絶されて、シラけムードに。
このムード、最悪だ。海老蔵は悪くないよ。

そして小池百合子には、亡くなった父親の看病について尋ねる。
「まぁ、末期のガンでしたからねぇ」と話し始めたところで、はたと気づいて「この話題、やめません?」と小池。

海老蔵の奥さんを思ってのことだったのだが、かえってその部分が悪目立ちする結果に。

古舘は、海老蔵の奥さんと関連付けて聞いてるわけではないよと言いたげに、「海老蔵さんもお父さんを亡くしてますからね」などとコメント。

つくづく、何でこの2人をゲストにしちゃったかね。
かたや身内がガンで亡くなり、かたや身内がガンで闘病中。
そいでもって、その話題に触れちゃうというデリカシーの無さ。

しまいにゃ、2人に歌のプレゼントとして、三浦大知が登場しパフォーマンス。
別に2人が彼のファンであるわけでもない。何の関係もない。何じゃこりゃ。

三浦大知は優れたアーティストだ。
にもかかわらず、こんな登場のさせられ方をするなんて。
望まれて出演する場が、彼ならたくさんあるだろーに。
小池百合子なんて、同じ場にいたピコ太郎の方に夢中だったからな。

余談だが、古舘より先に三浦を東京五輪に推してたのは、この私。
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もし実現したら、自分の手柄にするんだろうなぁ、古舘。

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