「テレビじゃ言えない」について言いたい

ビートたけしをテレビで見るのは何かと辛くなってきたので、映画監督と本の執筆に留めておいてほしいのが、ファンであった私の本音。

しかしこの本によると、本人的にはまだまだテレビを引っかき回す気マンマンらしい。

本の中ではいわゆる「たけし節」が健在で、彼は「当たり前だ、テレビではオイラの発言はアブな過ぎてカットされてるだけなんだ。最近のテレビは規制だらけだからな~」と言うだろう。

しかし私としては、そういうことではなく、本だと昨今の呂律の回らなさが気にならないので、「たけし節健在!」と感じられるのだなと思うのである。

たけしの著書はいくつか持っているが、相変わらず知識が豊富だ。
売れない時代にも本をむさぼるように読んでいたというから、知識のストック量がハンパない。

さて、この『テレビじゃ言えない』という本の中から、彼の発言をいくつかピックアップし、それに対してコメントしていこうと思う。

何でオイラは人一倍税金を払っているのに、みんなと同じ一票なんだ?」(選挙の投票について)
⇒でもその代わりあーた、前科者だしねぇ・・・(苦笑)。

何をやってもなかなか視聴率が取れないこの時代に、なんで『笑点』だけが数字を取れるのか、まったく理解に苦しむね
⇒それは高齢者の好む番組だから。一番テレビを観る世代で、人口も多いし。マンネリも娯楽も大いに歓迎される。長寿番組だし、もはや観るのが習慣になってる。

『今年の漢字』ってヤツもオイラは嫌いだ。色々あった1年間を『絆』みたいな一文字で総括しようって了見が気に食わない
⇒同意。気になるには気になるんだけど(笑)。例えば、悲惨な事件や事故に巻き込まれた人なんかは、ハッピーな意味合いの漢字が選ばれると神経逆撫でされるよね。

おっと、長くなりそうなんで、続きは次回!

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