ファイナリストの涙が止まらないワケ

慶應大のミスコンが、不祥事により中止になった件。

最終候補のコたちが、「納得できず、涙が止まりません」「頭の中が真っ白」などと嘆いているらしい。

・・・そもそも、たかが「ミスキャンパスコンテスト」である。

なぜ、最終候補者がそこまでの思いを抱くに至るのか。

答えは、そのコンテストを「国民的美少女コンテスト」に置き換えて考えてみればいい。
そのコンテストでの優勝者は、女優への道が開けている。

そう。「ミス慶應」も、アナウンサーへの道が開けているのである。
もしくは、タレントや女優としてのお声が掛かったり。

だから涙が止まらないのである。

きらびやかな世界への近道だからである。
要するに、ラクしてその世界に潜り込みたい。

だから涙が止まらないのである。

ま、タレントや女優のお声は、勝手に掛かればいいと思う。
事務所側も、スカウトの手間が省けて好都合だろう。

ただ、アナウンサーだけは、「ミスキャンパス」ってだけで採用してほしくないんだな。
そんな安易なものじゃないだろう、手抜き選考かよ。

歴代の「ミス慶應」を見てごらんよ。
青木裕子とか中野美奈子とか、アナウンサーとしてロクな奴がおらん。
アナウンサーとしての資質を欠いているのが、誰の目から見ても明らか。

トータル的に彼女らより上のレベルの人たちが、彼女らに「ミス慶應」という肩書きがあるというだけで、敗北してしまう。

それだけ「ミス慶應」という肩書きは目立ってしまうということ。
「ミス慶應」の肩書きが、まるで水戸黄門の印籠みたいだ。

だから涙が止まらないのである。

容姿端麗の女性を採りたいのはわかるが、もっと資質をみてくれんかね。
一般企業の社員採用として考えれば、こんなにバカげた話もないわけで。

元フジテレビアナの長谷川豊は、「フジテレビは、コネ入社以外は美男美女揃い」と言っていた。

アナウンサーとしての資質はいっさい度外視っちゅーことだ。
下手にアナウンサーなんか目指したら、バカみるね。

ま、「コネ」と「見た目」でしか採用しないアンポンタンだから、フジテレビが今のような没落状態に陥ってるとも言えるわけで。

てかさ、長谷川豊自身は「ナニ入社」のスタンスで言ってるワケ?
アンタが採用されたの、すーごく不思議だったけど?

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