高畑息子を暴走させたテレビ局の悪趣味

会見をやんなかったらやんなかったで叩かれるだろうし、やったらやったで難癖つけられて叩かれるであろうことはわかっていた。

高畑淳子の会見。

ま、彼女自身、これまでブッ飛んだ発言をしてきた女性だから、全く非の打ちどころのない会見というのはできないだろうな、と思っていた。

今さら会見内容についてどーのこーの言う気はない。

しかし、その会見を受けて、情報番組のコメンテーターが「高畑さんも、ある意味被害者なんですよ」と発言したことに対しては、抗議したい。

実際の被害者と、加害者の母を同列に並べんなよ。バカか。

高畑淳子は、息子が芸能界デビューする前から、いろんな番組でよく息子の話をしていた。

とにかく「問題ばかり起こす、トンでもない息子」みたいな話だった。
グレて問題を起こす、というのとはちょっと違う印象を受けた。

でも決して「風変わりでユニークな息子」レベルではなく、内容的には、眉をひそめてしまうほどのヤバいレベルだったと記憶する。

その息子が、芸能界にデビューする。
「あ、これが例の息子か、あれほど問題児だった子をテレビに出していいもんかね」と思った。

そして、そんな彼が番組で話す内容と言えば、「あっち方面の欲望が強すぎて困る」「女優とつきあいたい」「2世タレントが流行っていたから自分もなろうと思った」であった。

ちっとも笑えなかった。
こんなヤツを面白がって出演させるテレビって、どーかしてるとも思った。

そして、嬉々としてそんな息子と一緒にテレビ出演する高畑淳子の姿があった。
2世が問題を起こすと、必ず「親の責任」の有無について議論がなされるけど、今回はねー、やっぱ親と子セットで散々テレビに出てたから、「知らぬ存ぜぬ」は通用しないかもね。

自分がどんなに暴走しても受け入れられ、面白がってもらえる芸能界。
それに味をしめ、どこで誰に何をしても自分は受け入れられる、と勘違いするほどのバカだったのだろう、この息子は。

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