草野さんに教えてあげなきゃ。

今年大学生になった親戚の男の子は、ロックをこよなく愛する少年である。
聴くアーティストは国内外を問わない。

スピッツに関しては、さほど興味がある方ではなかった。
ただ、『さらさら』はお気に入りだったようだ。

そんな彼が目下絶賛中なのが、『醒めない』である。

♪まだまだ醒めない アタマん中で ロック大陸の物語が 
最初ガーンとなったあのメモリーに 今も温められてる ♪

この歌詞に大共感したようで。

マサムネ氏が歌詞に込めた「ロックへの初期衝動や醒めない情熱」ってものが、ダイレクトに伝わったってことなのよね。

ロック好きがロックと初めて出合った時の衝撃って、凄まじいものがあるらしいからね。
まさに「ガーン」となるみたい。

それに、マサムネ氏にとっては、一番共感してもらいたい層だったのではなかろうか。
この曲のターゲット層というか。

草野さん、あなたの想い、届いてますよ。

さて、冒頭の彼であるが、スピッツに興味がわいてきて、『さらさら』『醒めない』以外には、『みなと』『ビギナー』『つぐみ』『ルキンフォー』なんかを気に入ってるみたい。

マサムネ氏の声なら、そこまでロック調じゃない曲の方が好みなんだとか。
ほぼシングル曲だけど、それはたまたま。で、昔の曲より最近の曲の方がいいんだって。

彼は、10代の初めにロックと出合って虜になって、まだまだ醒めない。
スピッツも、若い世代をどんどん虜にしながら、ファンを醒めさせはしない。

コメント