心の隙が遠ざけた金メダル

オリンピックまで1年を切っている昨年末、所属先の会社を退社してフリーになったレスリングの吉田沙保里。

「ドラマに出たり、CDを出したり、バラエティー番組に出たりするのが楽しかった。会社の制約を受けずに、そういった活動をしていきたい」みたいなことを言ってたっけ。。

えーー!? こんな時期にそんなこと言うの!?って思った。
通常なら、アスリートはオリンピックに向けて集中しなきゃいけない時期なんじゃないの?と。

結局、銀メダルに終わり(それでもスゴイけど)、4連覇とはならなかった。

何であの時期に邪念が出てきたんだろ。

オリンピックで金メダルを取った後に引退する予定で、その後、スムーズにタレント活動に入れるように準備をしておきたかったんだろな・・・(てかそれどーなの)。

だけど、「霊長類最強女子」ではなくなった今、はたして彼女にどれだけタレントとしての価値が残っているのだろう。
せっかくフリーになったのに、当てが外れて、なかなか前途多難っぽい気がするが。

フリーになったこともあって、今年は公式戦からも遠ざかってたんだってー。
そりゃ試合勘も鈍るわな。もう、すべてが悪循環だ。

20日付の朝日新聞によると、今回五輪4連覇を果たした伊調馨は、レスリング以外の活動に時間をとられてリズムを崩してしまうことのないように気をつけていたらしい。

要するに、メディアへの露出やイベント出演のことを言っている。
これらは、吉田沙保里が大好きなことであり、もっともっとやっていきたいことなのである。

二人ともスゴイ選手だけど、五輪への意識は伊調の方が高かったのかな、と思う。

余談だけど、吉田沙保里って、泣き顔と泣き声が、涙の量と全く合ってないのよね。
それは、彼女のお父さんの葬儀後のインタビュー時にも感じたことなんだが。

でも、新聞の書き方は「敗れた吉田は、涙で顔をぐしゃぐしゃにしながら・・・」。
う~む、顔はぐしゃぐしゃになってたけど、決して涙でぐしゃぐしゃになってたわけではない。

ちゃんと見て書けよ、と思うんだが、そう書くしかないんやろな。。

コメント

  1. 同じことを感じていてびっくりしました。
    涙の量と比例してない泣き顔というか、なんというか。

    レスリングを広めたいとメディアに進んで出演しているとは思うのですが、伊調馨さんと比べると試合に勝つというストイックさがオリンピックで少し欠けていたような気がしました。
    浜口京子さんがバラエティーとかでドッキリに出演したり、ヒルナンデスのコーデ対決に出たりしているので、吉田沙保里さんも狙っているのかな?

    本当ならメディア進出よりもレスリングの育成だけに集中してほしいところではあるのですが。

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  2. コメントありがとうございます。

    おとなしく指導者の座に収まるタイプではないでしょうね。
    現役の頃からバラエティやCMに出まくってたわけですから。
    現に会見でもタレントとしての仕事に欲を見せてたし。

    オリンピック前に、金メダルを狙うアスリートが競技に対し集中力を欠いてる様を見せられたのは残念でした。

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