スマップ解散に思う「リーダーのあり方」

芸能界に存在するいろんなグループ。
そのグループごとにリーダーが決まっている。

で、そのリーダーが、リーダーシップを発揮しているかと言ったら、そうでもない。
単に、「一番年上だから」という理由で決まったケースが多い気がする。
「名ばかりリーダー」と言ったところか。

ところで、意外にもスマップ中居は、スマップ存続を希望していたようである。

それで、スマップ存続に消極的な香取らを飲みに誘ったりもしたみたいで。

・・・ん?飲みに誘う?

スマップは、メンバー同士、仕事以外のつきあいがいっさいないのが有名だ。
まだ香取と草なぎはある方だが、中居にいたっては、メンバーの誰ともつきあわない。

仕事場においてでさえ、本番以外では、スマップメンバーはほとんどコミュニケーションを取らないんだとか。

昔からそうなのかは知らないが、とにかく中居と木村が不仲だったのは知ってる。

年長者2人がそういう状態で、なおかつコミュニケーションが希薄なグループの中にいた最年少の香取が、マネージャーにどんどん傾倒していくのも無理からぬ話である。

そして、この危機的状況において、焦った中居は香取らを飲みに誘う。

・・・しかし、時すでに遅しである。
今さら慌てふためいてコミュニケーションを図ろうとしても、無駄なのである。

普段のたゆまぬコミュニケーションがモノを言うのだ。

そして、それこそがリーダーの役割ではなかろうか。

私は中居を責めているのではない。
特にわかりにくかった「芸能界のグループにおけるリーダー」の役割に気がついた、と言いたいのである。

それは何も芸能界に限った話ではない。

部下とのコミュニケーションに興味のないリーダーが所属する部署で、1年間で半数の部下が辞めていったケースを、私は知っている。

※関連記事・・・幡 蒼子のおこりんぼ日記3: 後味が悪すぎるスマップの終焉

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