お手柄中居と手遅れベッキー

私の注目ポイントは一つだけだった。
「不倫釈明会見の内容は嘘だった」と白状するのかどうか。

あ、『金スマ』に出演したベッキーの話ですぅ。

「多くの方々にご迷惑をお掛けし・・・」云々は、いらない。
「奥様への謝罪」云々もどうだっていい。

そう、何か過剰なまでに「奥様への謝罪」にこだわり過ぎてるのがコワイ。
心から許してもらいたいと思ってるわけではなく(許されるワケないし)、「奥さんに謝りましたよ」と世間にアピールできさえすればそれでいいワケだろ。

どーも本人は、「奥様への直接謝罪こそが、この騒動の終止符であり復帰への免罪符」と思い込んでるフシがある。

問題はそこではない。

彼女が一番世間に公表しなきゃならんのは、「自分が嘘をついてた」ってこと。
「友達で押し通す予定(笑)」で、堂々と世間を欺いたのがバレたのだから。

でも彼女は、その事実からずっと目をそらし続けてきたような気がする。

何たって、清廉潔白な優等生キャラで押し通して(!)きたワケだから、彼女のプライドとして、自分を「嘘つき」だと認めることは、耐えがたいのだと思う。

そこの部分での往生際の悪さが、私はずっと引っ掛かっていた。

でもある意味、スマップ中居に救われたと思う。

対談の冒頭で、まず彼は「一つだけ守ってほしい。嘘は言わないで」とクギを刺したのだ。
ひょっとしたら、これがなければ、ベッキーはまたしても嘘をつき続けたかもしれない。

そして「あの会見に嘘はありましたか?」という質問。
・・・そう。もうこのポイントだけで十分なのである。

彼女は「嘘はありました」と白状せざるを得なかったのだが、それに対する謝罪はなかった。
不倫騒動で世間に謝罪する必要はないが、ウソの会見を開いて裏で舌を出してたことについては謝罪してもよさそーなもんだがな。

しかも「恋愛関係にあったけど、付き合ってなかった」(←意味不明)などとホザいて中居からたしなめられたり、「いろんな人を傷つけてしまって・・・」と言って中居から「傷つけたのは(奥さん)一人でしょ」と言われたりしていた。

言葉の端々に「被害者ヅラ」がほんのりと滲み出てもいたが、この番組出演が大バッシングにつながらなかったのは、中居のおかげと言わざるを得ない。

最初の会見で、せめてこれぐらいの内容を語っておればよかったものを。
時すでに遅し、である。

ま、いずれにせよ、復帰はかなり厳しいと思う。
商品価値がゼロ(マイナス?)になってしまったのだから。ファンなんているの?

それを考えると、神妙に語る番組に出演するのではなく、『有吉反省会』で有吉に罵倒されながら「ヨゴレ」として出演した方が、まだ可能性はあったのかもね。

ま、プライド高すぎて、やんないだろーけど(笑)。

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