文春があの男に目をつけたワケ

天下の週刊文春が、なぜあんな小物のスクープを・・・と首をかしげる人もいただろう。

とにかく明るい安村の不倫報道ね。

ブームは去って、一発屋芸人への仲間入りを果たした感のある人物。

例のギャグ以外のネタも、フリートークも、おそろしくつまらなかった。

でも、愛妻家だし、子煩悩だし、いい人なんだろうな、という印象はあった。

現に、出演番組で、そういった夫婦愛や家族愛をアピールしていた。

特に奥さんは、彼の貧乏な下積み時代を支えた女性である。

そう。
そういった美談やイメージの良さの裏にある本性を暴くのが、文春なのだ。

小物であろうが大物であろうが関係ない。

だから、ターゲットにされた人物のイメージダウンは甚だしい。

ベッキー、宮崎元議員、ショーンK・・・。

だから、他誌がスクープしている桂文枝や米米石井の不倫ネタなど見向きもしない。

意外性のない案件には手をつけないのだ。

ところで今回の件は、線香花火の最後の火花のようだとも思う。

ブレイク後に失速した芸人が、意外な形で注目されるが、それは最後の砦でもあった「好感度」の崩壊をも意味し、完全終了へと向かうのだ。

コメント