ショーンがショボンと落ち込んで

つい先日、「学者」という肩書は勝手に名乗れる、という話を聞いて驚いた。

タレント化してるあの「学者」も、仕事としては実体がないと。
・・・名乗ったモン勝ちかよ。

「経営コンサルタント」もそんな感じなのかなと思わされたのが、今回のショーンKの件である。

日本人の名前であの顔だと怪しさ満載だけど、外国人の名前を名乗ることで、整形疑惑すら取っ払うことができてた点でも巧妙である。

顔を変え、名前を変え、ハーバード大学院卒としておけば、学歴詐称も早々バレない。
これが、顔も名前も変えず、東大卒と詐称すれば即刻バレる。

ウソがバレないように、いくつもいくつも保険かけてるカンジ。。きったねー。

私が彼に抱いていた印象とは・・・「作られた感」のある人だなってこと。
これは「怪しい、胡散臭い」って意味ではなく、ここまでありとあらゆることが完璧過ぎる人っているんだなーって意味。

ま、「完璧」ではなく「完璧すぎる」ってところがポイントだけど。
経歴から声の出し方にいたるまで、全てがイイ感じに「過剰」なのであった。

最近、医者だの弁護士だの東大生だの、肩書きだけでテレビに出れてる人が多すぎる。
それに加えてイケメンだったり美女だったりすると、テレビ局は目の色変えて彼らに飛び付く。

テレビだけの話ではない。
議員なんかも、そういったことで簡単に当選したりする。
で、結局、ゲス議員みたいなヤツが多くなる。

浅はかすぎるだろ。

テレビ局は、大して調べもしないで、「どこの馬の骨」な人物を、さもすごい人物であるかのように仕立て上げることができる点で、相当罪深い。

今、テレビに出て経歴や肩書きで食ってるヤツ、全員つぶさに調べ上げろっての!

【今日の一句】
ペテン師に 騙されたテレビに 騙される

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