イジけず、イバらず、イラつかず

日本人は、縁の下の力持ち的な存在を尊ぶ国民だ。
あらゆる場面で、「多くの方々に支えていただいて」といった感謝の言葉を耳にする。

だから、広瀬すず発言なんかには、無性に腹が立つし、ジミに人々の記憶に残り続けることとなる。(関連記事・・・幡 蒼子のおこりんぼ日記3: このコを嫌う女子の目に狂いはなかった件

ところで。
全日本男子バレー復活が嬉しい私は、W杯の映像をちょこちょこ見返したりしてる。

冷静に見て、あらためて感じたことがある。

若きスター選手2名を、とにかく映しまくりなのである。
そりゃもう呆れるほどに。ヒマさえあれば映してる。

あらゆる番組で視聴率ジリ貧のフジが、視聴率稼ぎに躍起になってる。
いや、他の民放でも同じことやるかもしんない。もう、NHKでやってもらいたい。

そして、レシーブする人にも、もっと注目してほしい。
ユニフォームの色が違うリべロ以外は、ボールを拾ったのが誰かがわかりにくい。

いい仕事してる人がいるはずなんだ。
どうしても、攻撃(得点)する人だけがクローズアップされるけど。

そして、タイムアウト中の様子を見てみると、控えの選手たち(特にベテラン勢)の鼓舞するような声掛けが素晴らしい。

今回のW杯では、控えの選手がコートに立つことは極端に少なかった。

悔しかったろう、と思う。
選手なら、絶対コートに立ちたいはずなんだ。
それでもクサらずに、コートに立つ選手たちを鼓舞し、労い、励ます。

あ、もしかしたら南部監督は、そこまで考えてメンバーを組んだのかな。
今回の大会では若手を成長させる場にしたいから、控えにはクサらず応援できる選手を配置したのかも。

これらの選手のように、イジけず、イバらず、イラつかず。
・・・これで組織は上手くいく。さぁ、皆さん、メモですよ、メモ!(笑)。

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