ひたむきさに心打たれて

新聞なんかでの取り上げられ方を見ても、バレーボールはまだまだマイナーなスポーツなんだな、と思わざるを得ない。

何でかなー。こんなに面白いのに。
(かく言う私も、国際試合しか観ないので、本物のバレーファンであるかは疑わしい)

このブログを閲覧されてる方々も、バレーに興味のない方が大半だろうな、と思う。

でも今回も書いちゃう。
申し訳ないなーと思いつつ書いちゃう(笑)。

全日本男子が世界に勝つにはサーブが重要なんだと、今回のW杯であらためて思い知った。

日本人は体格面で完全に劣ってるわけだから、スパイクもブロックもきびしくなる。

スパイクは、石川選手のようにバレーセンスの塊みたいな人間だと、まともに張り合えるけど、そんな人間が今後も出てくるとは限らない。

そんな奇跡にかけるより、スパイクサーブやジャンプフロータ―サーブを研究して、練習して、精度を上げる方がいい。

相手を翻弄するサーブね。
サーブは、相手の高いブロックなんて関係ないから。

サーブで相手チームを崩して、まともな攻撃をさせにくくする。
あるいは、サーブそのもので点を取る。

もう、そういうサーブ前提になっていかないと本当にダメだわ。
ノーマルなサーブなんて論外ね、男子の場合。

柳田選手のサーブが強烈でね。
石川選手もすごいけど、柳田選手の方が精度は上。

ちょっとこれ見てよ。⇒https://youtu.be/rhteEvFiD_U
サーブがここまでセットの勝敗を左右するなんて驚愕だよ。

柳田選手は身長186センチで、バレー選手としては低い。
いや、だからこそサーブ力を磨いたのだとしたら、泣けてくる。

「バレーをやらせてもらえることが幸せ」って言ってたなぁ・・・けなげ。
この選手も石川選手も、「バレー大好き」ってのが伝わってくるなぁ。

W杯期間中、一人居残って、レシーブの練習もしてた。
ほら、レシーブって身長と関係ないからさ、自分はそこで失点するわけにいかないって思ったんじゃないかな―。

だってバレーって、身長がモノいう世界じゃん。
どんなに上手くても、「でも、背が低いからな~」って言われちゃう。
ブロックなんて完全に不利。そこだけ穴になっちゃうもの。

だから背の高くないアタッカーの努力って、並々ならぬものがあると思う。
身長が理由で、スタメンの座だって難しいし、危ういんだから。

背だけは、どうにもならんからなぁ~。

韓国のモデルのスカウトマンが、「顔はいくらでも変えられる(!)から、とにかく背が高くてスタイルのいいコに声をかけます」と言ってたのを思い出した(笑)。

ま、とにかく(笑)。
サーブであるとか、ボールを拾ってつなぐことであるとか、身長に関係のないところで頑張れば、日本チームにも大いに勝算があることを言いたかったんである。

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