仲良し萌えってなんどすえ?

( 前回からの続きだよ )
今回の全日本男子バレーチームは、メンバー同士の絆が強固だったような気がするの。
意識して声を掛け合ったり、励ましの意味でメンバーの肩をポンポンと叩いたり。

何かそういう温かい関係性が見られなくなるというのも、ワールドカップを終えて、心にポッカリ穴があいてる理由なのかなと。

特に、清水・深津・柳田・石川が、ファミリー的にすら見えた。
清水=父 深津=母 柳田=長男 石川=次男

【清水選手】
私の中で、若手選手のイメージだった清水選手がキャプテンとは・・・感慨深かった。
しかしこの大会で、評価がウナギ登りだったのが、この清水選手である。
キャプテンになることで、彼自身も成長したと言われている。
頼れるアニキとして、上手くチームをまとめていたし、パワーオンリーで緻密さに欠けるイメージだったプレーも修正し、安定感が増していた。

【深津選手】
もっとボールをセンター線に回せばいいのに、という声もあるセッター。
でも今回のセンター線では、決めきれない場面が多く見られたので、ついつい決定力のある選手にボールを回しがちになるのも無理はないかな、とも思う。
でも、センター線が決めにくいようなボールをトスしちゃってるのかもしれない。
それは素人にはわからない。

【柳田選手&石川選手】
石川選手にとって柳田選手は高校時代からの憧れの選手で、一緒にプレーできることが本当に嬉しそう。柳田選手のことが大好きな様子がビンビン伝わってくる。
柳田選手も、子犬のように懐いてくる石川選手のことが可愛くてたまらない様子。
柳田選手が得点すると、石川選手がこぼれんばかりの笑顔で真っ先に駆け寄り抱きつく。
柳田選手も、石川選手が得点すると、誰よりも嬉しそう。
柳田選手には石川選手とほぼ同年齢の弟がいるので、扱いも上手く、慣れているのだろう。
だから、姉と妹しかいない石川選手にとっては、本当のお兄ちゃんのような存在なのだと思う。
タイムアウトの時も常に隣同士だったり、仲睦まじい様子が何とも微笑ましかった。

しかもこの2人、試合になると、負けん気の強さが表れててイイね。
2人ともバレー選手としては背が高い方ではないのに、巨木のような外国人選手のブロックをバンバン打ち破るとか、ちょっと信じられないような気持ちで観てた。
ワザでいくらでも可能性が広がる競技だったんだねー。

そして、2人の持ち味であるスパイクサーブ。
「特に石川にミスが多過ぎ。精度を上げるのが課題」とも言われているが、ああいうサーブの精度って、上がりにくいものなんじゃない?
精度上げたきゃ、完全に打ち方を変えるしかなさそうなんだけど、どーなんでしょ。

石川選手は、またイタリアでバレー修業したらいいのに。
全日本チームでも能力がズバ抜けてたんだからさ。
大学バレーに戻るなんてもったいない。
日本にいても、ムダに騒がれるだけだしー。


ま、とにかくこの4名は、オリンピックメンバー確定なのだと思う(行けたらの話)。
センター線で、山内選手が成長するか、スゴイ人が出現すれば、オリンピックでも上位を狙えると思う。

あと、石川選手が中盤以降のセットで、スパイクサーブが決まらなくなるのは、負担の大きさからくる疲労感が原因かと思うので、交代しても遜色ないような優秀なサブをつけてほしい。
それか、前述してるように、センター線の機能の向上。

石川選手の疲労感次第でチーム全体の点数も大きく変わっているような気がするので、彼の負担を少しでも減らした方がいいね。

・・・素人の意見なので、見当違いだったらゴメンね。

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