もはや日本の宝でございます

「バレー?男子は観ない。弱いから」という声を、今まで何度聞いたことだろう。
いや、もっと口汚く罵る声もたくさんあった。

ヒドイなーって思ってた。男子のことも応援しろよ、自国のチームなんだからよ。
そんなヤツらに今さら観てもらいたくないワケ。
そいでもって「結構やるじゃん」なんて言ってほしくないワケーッ!

私は観てた。昔からずーっと観てた。
視聴率が取れないから、男子だけテレビ中継しない、なんてこともあったけどさ。

そしてついに、トップクラスの国とも面白い試合ができるチームになったんである。

何が嬉しいって、部活でバレーを選択する男子が増えるかもしれないってこと。
裾野、広がるねぇ。

そうすれば、全日本チームにもどんどん上手い子が入って来て、強いチームになるじゃない。

私、日本男子バレーの衰退を憂いていたのよね。

体格のいい外国人選手が、ワザを身につけてきたからには、体格面で劣る日本人選手は太刀打ちできないよなぁ・・・という。

で、弱くなれば、男子のバレー人口も人材も減り、それでますます弱くなる・・・という悪循環。

でも、石川&柳田コンビ、よくぞバレーというスポーツを選んでくれました!ってカンジ。

彼らが活躍すれば、日本男子バレーの未来も輝いて見える。

ところで、男子のスパイクサーブ。
あっぶないよねぇ。失敗して味方の後頭部や身体に当たったら、ヤバいことになりそう。

女子のサーブでは、よく木村沙織選手が相手チームから狙われてて。

木村選手はレシーブが苦手で、よくあさっての方向にボールが飛んでいってたから、「ヘタだから狙われるんだよッ」と思ってたけど、あれ、得点力のあるアタッカーに攻撃の姿勢を取りにくくさせる意味もあんのよね。

でも木村選手の場合は、彼女を狙ってサーブをすれば結構それだけで点が稼げてたので、「レシーブがヘタだから狙われてた」という要素の方が大きいと思うけどね。

男子の石川選手も、相手チームからサーブで狙われる。
彼も得点力あるからね。

もうね、女子と違うじゃない、サーブの質が。
あんなエゲツない球を毎回毎回食らってみ?

スパイクの姿勢を取りにくくさせるため、というより、屈強な外国人選手がほっそい石川選手を、交代で殴ってリンチしてるようにしか見えない試合もあったわね。

・・・ジワジワ殺してるようにしか見えなかったわぁ。

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