そんなさんまにゾッとする

例えば、「す・ね・ちゃ・う・ぞ」とか。

明石家さんまが番組でふいに演じる「理想の彼女」は、いつでも20歳そこそこの設定だ。

ま、リアルな20歳そこそこの女性でも使わないような、お寒いフレーズだったりしぐさだったりするのだが。

自分は還暦に突入したというのに、その設定だけは、何十年も変わらない。

さんまは60歳になりたくないと言っていた。

その気持ち、わかる。だって、寒い。
60歳のおじーちゃんのターゲットが、20歳そこそこの女性だなんて。

『マツコ有吉の怒り新党』で、有吉が「60や70の男が20代の女に行っちゃうのって何だろーね」と言っていた。

「年齢から言って、自分の方が絶対的に経験値が高いわけだから、自信が保てて安心するんだろーな」とも言っていた。

私は、違うんじゃないかと思う。
もっと単純な話なんだと思う。

50手前の大林素子がピンク好きで、身の周りのものをすべてピンクに統一するのと同じカンジ・・・。

要するに、若々しくて可愛らしくて華やかなモノが好きってこと。

「一緒に浮かれて華やいだ気持ちになりたい」とか「そういったものを愛でたい」、あるいは「自分がまだまだ若いと思い込みたい」・・・ただそれだけの話なんだと思う。

コメント