根気がないのではなく、ただクズなだけ

最後に含みを持たせたね。
今後の活動については明らかにしなかった。

『しくじり先生』に出演した元・猿岩石の森脇である。

冒頭では「芸能界に復帰するために出演したわけではないですから」と言っていた。
意外だな、と思った。

でも最後に「サラリーマン、辞めます」と告白。
やっぱりかッ!

何をやるかは決まってないけど、様子を窺いつつ、番組出演のオファーが来たらそれを受けていく、というスタンスなのではなかろーか。

流されるまま、というか。
白い雲のようにね(笑)。

何か、ガッカリした。
芸能界引退後、職を転々としたものの、今の会社でこれからもサラリーマンとして真面目に働いていくのかな、と思ってた。「楽しいし、やりがいもある」と言っていたし。

でも営業成績は最下位らしい。これまた意外だなー。
お笑い芸人って、素人時代(もしくは芸能界引退後)、会社の営業職に就くと、成績がトップになる人、多いらしいじゃん。口が上手いから。

営業成績も悪いし、「もっと自分が輝ける場所があるはず」と思っちゃったんだろーな。
そこで今回、番組出演のオファーをもらって、打ち合わせなんかをしてる最中に、芸能人だった頃の感覚がよみがえってきて、「やっぱ芸能界、いいなぁ」と思っちゃったんじゃないの?

いや、オファーをもらった時点で、すでに舞い上がったのかもしれない。
「よし!オレはまだ芸能界でニーズがあるぞ!」と。

ラクな方へと流されてきたことを反省してるっぽかったのに、結局、またラクな方へと行っちまうんだなー。結局、皆、芸能界に戻ってくるもんね。やっぱ芸能界ってオイシイのね。

嶋大輔だって、「政治家になる」と言って芸能界を辞めて、結局政治家になれずに、仕方なく始めたサラリーマンも半年で辞めて、「芸能界に戻ります」だもんな。
本人が思ってる以上にカッチョ悪いことだよ?これは。

最近、消えかけ芸能人の救済番組、多いじゃない。
ま、『しくじり先生』もそうかもしれないけど。
そういうのに出演して、ひと旗あげようと目論んでんだろうな。

でもさー、結局『しくじり先生』ってよくわかんない。どう捉えたらいーんだか。
ホントは、自らのしくじりを教訓へと変えて、生徒や視聴者に説く番組なんだよね?

森脇は「根気がなくて、今までの人生、しくじってきました」と言っておきながら、最後の最後で「今の仕事、辞めまーす」と根気のなさにトドメをさすもんだから、台無し感がハンパなかった。

何も学んでないぢゃんッてゆー。
人に説いてる場合かッてゆー。

※関連記事・・・幡 蒼子のおこりんぼ日記3: 翼?ねーよ!虹の向こう?なーんもねーよ!

コメント