基本、スパッと終わってもいいと思う

前々から思ってたけど、西川貴教(TMR)って、ちょっと気難しいところがあんのかな。
「ライブでのアンコールは、演る側だって義務ではない」といった趣旨のツイートをしたようで。

何でも、とある地方のライブで、アンコールの声があまり上がらず、それでもステージに出て行くと、多くの客が着席して談笑したり、スマホを触ったりしてたんだとか。

それって、本物のファンかなー?
いや、ファンだったとしても、アーティストから心が離れていってない?

だって、スピッツのライブじゃ考えられないもの。
めっちゃ皆、アンコールを待ちわびてるもの。
出てきたら、「うきゃ~~~!!」だよ?

西川は、「本当に求めるのであれば、もっと強くアピールしてください」と訴えてるのだが、それって演る側も、強弱の判定、難しいぜ? 「この強さ、ビミョ~だな、どうしようかな」みたいな。

でもさー、今回は元々アンコールの声が弱かったわけじゃん?
それで案の定、観客の様子もグダグダだったわけで。
それって、求められてなかったということだよね?

いや、でも、ちょっとわかるんだー、気持ちが。
アンコールってね、ちょっと、なんつーか、気持ち悪いところがある(笑)。

そんなまどろっこしいことをせずに、最初から本編に組み込んどいてくれたらいいじゃん、みたいな。

本編終了時に、「ありがとうございましたー!バイバーイ!」と別れつつも、お互いの頭の中では「アンコールがあるけどねん」と思ってる。

何か、小芝居チックに思えて、気恥ずかしくなる。

袖に消えた後、アーティストは、そそくさとアンコールの準備をしてるのだ。
それを承知してる客側は、当然「アンコール」の声を上げる。義務の人もいるだろう。

そう、まさに「お約束」。
あまりにも、本編とアンコールがセットになり過ぎてるのだ。

何も、別れの挨拶を二度もする必要、ないじゃないか。

もっと自由なカンジでよくね?
アーティストの気分によって、やったりやらなかったり。

ライブ終了後、アーティストが楽屋に戻ろうとしてたんだけど、観客からのアンコールの声があまりにも強くて、「よっしゃ、イッチョやったろー」って思ったり。

そしたら、アンコールのありがたみも増すよね。

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