ハゲなのにすべらないとはこれいかに

「面白い話があるんだけどー」と言って話し始める素人を、バカにするお笑い芸人。
「自分で先にハードル上げてどないすんねん」的な。

でも、『すべらない話』という番組タイトルだって同じことだよな、と思う。
先にハードルが上がりまくってる。

ところでこの番組、「非芸人枠」ができたのかなー。
今回は板東英二が出てた。

何で板東英二なの??

非芸人で、70を超えた老人。
どう考えても「空気読めない」「テンポ悪い」「つまんない」の要素満載じゃん。

ひょっとしたら「ヅラネタ」?
あぁ、「ヅラネタ」のために呼ばれたのね?
(脱税の言い訳で「カツラは経費で落ちると思ってました」と発言した過去アリ)

すると話し始めたのが、自分の野球選手時代の栄光エピソード。もはや半世紀前の話。
「ホントなら自分は、こんなとこに座ってるような人間ではない」的なことまで言っていた。

「こんなとこ」ってさぁ・・・仕事がなくなって困ってんの、そっちじゃん。
出させてもらってありがたいはずでしょ?
じゃ、もう出てこなくていーよ。誰も望んでないから。

自分の写真に「ケシの花」が写ってたことで大問題になったエピソードを語り、「ケシの花やったんですよ!ケシの花!」とコ―フンしてしゃべるものの、共演者のほとんどはキョト―ン。

すると誰かが「麻薬ということですよね」とフォロー。フォローさせんなよぉ、共演者に。
大体、「ケシの花=麻薬」が世間の常識として知れ渡ってると思い込んでる時点でアウト。

やはりツメが甘く、前置きが長く、ダメトークだった。
もちろん70代にしては喋れる方だが、『すべらない話』的にはミスキャストだ。

ちなみに、私が観てる時間帯では「ヅラネタ」はいっさい出てこなかった。
え? 結局「ヅラネタ要員」じゃなかったってワケ??
それか、「ヅラネタ要員」だったのに、空気読めなかった??

※関連記事・・・幡 蒼子のおこりんぼ日記3: もはや「すべらない話」ではない

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