言い訳なんて、いいワケない?

「言い訳をするな」「言い訳なんか聞きたくない」
・・・などと、「言い訳」はとかく毛ギライされがち。

でも時には必要だよな、と思ったりもする。
相手が、詳しい事情も知らずに勘違いしてる時とか。

「何だ、そういうことだったの?」と、相手の溜飲も下がる。
無駄にカッカさせずに済む。

もちろん、先に謝罪が必要な時はある。
例えば遅刻してきて、いきなり言い訳から入られるとウンザリする。
その時は、まず相手への謝罪だろう。

しかし、「やっぱ言い訳って見苦しい」と思わされた案件が。

ホリエモンがクイズ番組で、正解が出た後に「(答えは)分かってた」を連発したらしい。
つまり、(正解ボタンの)早押しが苦手で、先に他の人に正解を言われてしまうのだと言う。

すんごく幼稚だな、と思う。
そんなことを言われたところで、「あーそうか、やっぱ頭いいんだね」と思う人がどれだけいるんだろうか。

この人は自分の著書で、「自分は人間的に生まれ変わった(傲慢じゃなくなった)」みたいなことを書いていたが、結局何も変わっちゃいない、と思うことが多々ある。

「人は、ほぼほぼ変わらない」・・・これ教訓なッ!(笑)

そしてキムタク。
スマップ50メートル走(関連記事:「ビリタク」だけは阻止せねば)で、実質的なビリとなり、後日語った言葉・・・「朝まで飲んでて、調子が悪かった」

すんごく幼稚だな、と思う。
そんなことを言われたところで、「あー道理でね。実力出せてなかったんだね」と思う人がどれだけいるんだろうか。

ビリってことより、この言い訳の方がよっぽどカッチョ悪いってことに気づいていない。
ビリを笑いとばすという(大人の)心の余裕を持ち合わせていないんだろな。

そこで思い出すのが私の友人。
学生時代、一緒に受験した資格試験で、私だけが合格した。
するとその友人、「おめでとう」も言わずに開口一番、「私、勉強しなかったもん」。

何か、もったいないなー。自分の価値を下げる発言だと気づいてないんだもんな。
あ、ここに挙げた人たちの発言って、「言い訳」というより「負け惜しみ」だ。

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