努力不足じゃなくて魅力不足です

平家みちよが、ちょくちょくテレビに出ては、自分の転落人生について語ってる。

要するに、オーディションでグランプリを獲得したのは自分なのに、落選したコたちだけで組まれたモーニング娘の方が圧倒的に人気が出ちゃったって話。

その理由を、「デビューできただけで満足してしまった。自分にはハングリー精神がなかった」としている。

・・・でもね。

もしハングリー精神があったとしても、成功しなかったと思う。
彼女の場合、歌声に全く魅力がなかったから。

「私はそそられないんだよなぁ・・・」という程度のものではなく、どー考えても、彼女の歌声に引きつけられる人がいる気がしなかったのである。

当時、「何千人もの中から選ばれたコがこの程度なの・・・?」と、びっくりしつつも拍子抜けした覚えがある。

もちろん、モー娘の中に入れられてたら、人気メンバーとなっただろう。
ただ、ソロでやれるレベルの歌声ではなかった。

私は何も、歌唱力の有無を言っているのではない。あくまでも、歌声である。

モー娘だって、ソロ歌手として生き残ったコは誰もいない。
だって、誰も魅力的な歌声のコはいなかったもの。

おニャン子クラブだって、結局は工藤静香だけが歌手として生き残ってる。
なぜか。それは歌声が魅力的だからである。

80年代の3大女性スーパーアイドルとして、松田聖子・中森明菜・小泉今日子がいるが、どうして彼女たちが、数多の女性アイドルたちをおさえて、トップに君臨できたのか。

それは、歌声が魅力的だからである。
そう、歌唱力にそれほど定評のないキョンキョンでさえ。だって彼女の歌声、味があるもの。

アイドル歌手ってビジュアル面で語られがちだけど、生き残るためには、秘かに「歌声」ってもんがハバを利かせてるんである。

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