アノ人も観てると噂の『ゴーストライター』

フジが飛びつきましたよ、ゴーストライター(笑)。
脚本家にリクエストしたんじゃないかな、「ゴーストライターをテーマにひとつ…」てな感じで。

「インチキ科学者」というテーマの選択もあったんじゃ?(笑)
でもあいつら、うるさいからなー、名誉毀損だの何だの、面倒臭いわな。

とにかく、テーマとしてはフジ特有のあざとさがあるんだけど、ドラマはシリアスタッチっぽかったから、ちょっと楽しみにしてたんだよね。

・・・で、観てみました。

面白かった!次も観ようと思った!

小説家を目指して上京だの、出版社への原稿持ち込みだの、「いつの時代の話だよ!?」って気がせんでもないが、気にしなーい、気にしなーい。

キャストも、抑えた演技で良かった。

ただ、石橋凌の、合間に吐息を挟み込むセリフ回しが気になっちった。
そうすることで、2時間モノのサスペンスドラマか、Vシネっぽい雰囲気を醸し出してた。
そのセリフ回し、小出恵介もやってんだけどね(→役者転身をおススメしたい芸人)。

脱落しない連ドラって、いつぐらいぶりかしら。
そもそも私は、「観たい」と思うドラマが少ない上に、「観たい」と思ったドラマでさえ、初回の前半で脱落してしまうのだ。

そんな堪え性のない私が、飽きることなく初回を観終えるドラマってそんなにない。

初回からラストまで観たドラマって、最近で言うと、『夜行観覧車』とか『サキ』とか・・・って、全然最近じゃねーわ。このラインナップで、私のドラマのテイストがわかるわね。
もちろん『美しい隣人』も観てたクチよ。

『夜行観覧車』には田中哲司が出てて、『サキ』『美しい隣人』には仲間由紀恵が出てた。
わー、ふうふだ、ふうふだー。

田中哲司は、今回の『ゴーストライター』にも出てる。
それも、結構重要な役どころとして。仲間効果で出世したね~。
てか、もともとめっちゃ上手い役者さんだったと思う。

何かね~、ここにもフジのあざとさが出てると思うんだ。
新婚の仲間のダンナをキャスティングするあたり・・・。「話題性」大好物ですから。
それ以外にも、他のドラマに出て「名脇役」として光ってた人たちをパクってきてんね。

そんな田中哲司以上に異例の出世を遂げてるのが、『残念な夫。』の倉科カナだ。
一時期、梅酒のCMでしか観なくなってたのに、今回、連ドラの準主役ですゾ!

・・・竹野内豊効果ですな。そりゃもうあからさまなほどに。
って、これもフジかーい!

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