歌手も作詞家も自分の作品だと思うから

作詞家が、「自分の作品に無断で歌詞を付け加えてCDアルバムに収録した」等々の理由で、歌い手を訴えた件。

巷では、「どっちを支持するか」というプチ論争にまで発展している(ホンマか?)。

私は皆さんとは違うところに注目してしまっている。

それは、訴えられた沢田知可子が、この件でインタビューを受けて、何気なく発した一言。

「替え歌にするのはイヤだったんですけど、番組スタッフの方に『替え歌はこちらで用意します。一切迷惑かけません。歌っていただくだけで結構です』と言われて・・・」

そう、作詞家は、『さんまのからくりTV』の替え歌コーナーで、沢田知可子が自分の作品を替え歌で披露したことにも激怒しているのだが、その替え歌は、沢田本人が書いたものではなく、スタッフによるものであることを、沢田自身がバラしちゃったんである。

そのコーナーは、タレントや歌手が自らの本音やエピソードを替え歌にして披露するもので、本人が書き換えた歌詞であることが前提だ。だって、それで賞まで決まるし。

沢田の発言を聞いて、「うわッ、ヤラセだッ、マズいんじゃないのか」って思ったけど、この番組、数か月前に終了してたわ。終了してて良かったよね。

ふ~ん、このコーナーの替え歌、全部スタッフが作ってたんだー。
ま、もちろんエピソード的なものは本人から聞き出すんだろうけどさ。
とにかくさー、からくりTVって、ヤラセばっかだったんだね、思い返してみれば。

その替え歌さー、たまたまリアルタイムで聴いたけど、気分のいいもんではなかったね。

「原曲を自分で作ったわけではないし、元々の歌詞の内容(亡くなった人を悼む内容)が内容なだけに、こんなにフザけた歌詞に変えちゃっていーのかな」って私ですら思ったよ。

ま、とにかく、「おカネがない。曲が売れても歌手には印税が入らない」ってな(下品な)内容。
作詞家だって面白くないわな、暗に「作詞家には印税が入るけど」って言われてるみたいで。

それにしても、ダンナだって働いているだろーに、どうしてそんなに「おカネがない」と言って騒ぐのかな(今でもカラオケ番組なんかに出たりして金銭的に余裕なさそうだし)、と思ってたら、ダンナは彼女の所属事務所代表だった。

・・・あ、運命共同体だったのですね。

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