「イノセントチェリー路線」と名付けます

私の姉が、「スピッツの曲だったら、『チェリー』『空も飛べるはず』『渚』だな」と言っていた。

そう、超メジャー志向なんである。
本でも音楽でも、有名なものにしか興味がそそられないようである。

特に十代の頃なんて、彼女が購入した小説と言えば、映画化(アイドル主演)されて有名になった作品が中心で、私は心の中で少しだけ軽蔑していた(笑)。

あ、それ、今も変わんないかも。
だって『花子とアン』を観て、早速、村岡花子に関する書籍を購入したらしいから(笑)。

音楽は、マイナー調の寂しげな曲はお気に召さない。
だから、『ロビンソン』の良さが、ちっともわからないらしい。歌詞も「ワケわからん」。

あくまでも明るく陽気で優等生チックなポップが好み。
私は、そういうのは、単調で苦手。

そんな彼女は、ミスチルの『イノセントワールド』も大好き。
スピッツの『チェリー』も好きなのだが、この2曲って似てないか?

『チェリー』好きは、絶対、『イノセントワールド』好きだろ。
これ、自信のある仮説ね(笑)。

ところで。
「スピッツファン」を自称してる人が、一番好きな曲に『チェリー』や『ロビンソン』を挙げたら、他のスピッツファンの方々はどう思うだろうか。

「大したファンじゃねーな」と、鼻でせせら笑うだろう。

でもね、すごくディープなファンでも「やっぱり『チェリー』が一番すばらしい」と思ってる人もいると思うのよね。

だから「決めつけ」は良くないなって思う。
何も、マイナーな曲を挙げた方がスゴイってわけじゃないもの。

ただ私、『ロビンソン』、めちゃくちゃ好きだったはずだけど、最近もうよくわかんない。
メジャーになり過ぎちゃって、慣れ過ぎちゃって、聴き過ぎちゃって、ホントわかんない(笑)。

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