視聴率悪いからって口パクに戻さないでね

『FNSうたの夏まつり』の視聴率が、昨年末の『FNS歌謡祭』の平均視聴率を大きく下回ったらしい。

ある芸能ライターは、その理由を「嵐が出演していなかったため」とした。
昨年の『FNS歌謡祭』で最高瞬間視聴率を取ったのも、VTR映像&口パクの「嵐」だったというのだ。「生歌主義」を掲げたこの番組において、皮肉な結果となったわけである。

嵐・・・すごい人気だねぇ。何で?(←タモリ風に)
ま、単純に考えれば、「人気者の嵐が出演しなかったから視聴率が下がった」とも言える。

でもね、ならば「生歌志向の視聴者たちを引きつける内容だったのか」と言ったらギモン。
理由をいくつか挙げてみる。
 ↓ ↓ ↓
・何せ、出演者がマンネリ。歌う曲もマンネリ。
・音響が悪い(マイクの音が小さい)。
・出演者の年齢層が二極化・・・10~20代か40代以降にパッカリ分かれ、どの視聴者層をターゲットにしたいのかようわからん。結局、どっちつかずの中途半端な仕上がりとなる。
・ベテラン勢の一部が加齢により声が出てない。
・AKB系アイドルたちの耳をふさぎたくなるような悪声、しかも上手い人たちとコラボして、ことごとくその人たちの歌の世界をブチ壊す地獄絵図。

「ヘタでも、口パクじゃないだけマシじゃん」って?
そりゃ、私は口パクはキライだよ。でもね、そのコたちの生歌を聴きたいかっつったら、そんなの全く聴きたくないワケ。すごいよぉ?ただの雑音だもん。

だからさ、口パク歌手だけの番組を作ればいーじゃん。
それで、マイクなんか持たないで、「歌唱」ではなく「パフォーマンス」というスタンスで、お口パクパクさせて踊ってりゃいーじゃん。だったら私も文句言わないよ。観ないけどね(笑)。

とにかく、ド下手な人たちの生歌がエンドレスで流れてくる「生歌主義」の歌番組なんか、我々は望んでないってこと。

我々は、質の高い生歌&生演奏が聴きたいだけ。
それも、できればフレッシュな顔ぶれで。

だから今回は、「どっちつかず」ってことなのよ。
どの視聴者も満足させてないっちゅー。
それで低視聴率になったんじゃね?

※関連記事・・・幡 蒼子のおこりんぼ日記3: 嵐の貴重な生歌は…
         (これ以降、FNSでの嵐の生歌はなくなる・・・)

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