息子はガラスの十代なんだぞッ!

映画『そして父になる』が話題になったかと思えば、実際に60年前の新生児取り違えが発覚した今年。そして今度は芸能界でも似たようなケースが出てきたのである。

ま、今回の芸能界のケースは、取り違えでも何でもないけど。
「血のつながり」について考えさせられるという点では同じだ。

大沢樹生と喜多嶋舞・・・今ほど「デキ婚」が多くなかった時代のデキ婚だった。
その時の子ども(息子)が、大沢とは血がつながってないことが証明されたのである。

離婚後、喜多嶋が息子を引き取っていたのなら、そんなに問題も大きくならなかっただろうが、大沢がシングルファーザーとして育ててきたから余計ややこしくなっている。

それに、大沢も喜多嶋も再婚している。尚更ややこしい。
この息子の今後の居場所がないではないか。一番の被害者は息子である。
しかも自分の父親が誰だか分かんなくなったんだぞ。

これだけの現実を受け止めきれるのか?
他人ながら、この子の行く末が案じられてならない。

このややこしさ、「石田純一ファミリー」(というか一族)に匹敵するなぁ、と思っていたら、息子の父親候補として石田純一の名が挙がってたから、可笑しかった。

アンタ、どんだけ母親の違う子どもを作ったら気が済むんだよッて。
またファミリーが増えんのかよッて。ま、本人は否定してるらしいけどね。

ところで、よく「産みの親より育ての親」と言うけれど、それがあてはまるほど大沢と息子の親子関係が良かったかと言ったら、そうとも言い難い。

この息子、「親(大沢)に虐待されている」と言って警察に駆け込んだり、週刊誌に暴露したりしてたからなー。「日本刀突き付けられた」とまで言ってたっけ・・・。
大沢は大沢で、「息子には虚言癖がある」と反撃してさ。

真実は闇の中だが、「やっぱ『育ての親』だよねー」と言えるほど良好な関係だったとは言えないだろう。

今回のニュースの出どころはわからんが、もし大沢が世間にバラしたのだとしたら、自分の気は晴れるかもしれんが、息子にとっては酷だね。

それにしても、女から妊娠を告げられ「本当に俺の子なのか?」と言ったりする男って、今までは非難されてきたけど、一概に「ヒドイ」とは言えないかも。男は確かめようがないんだもん。

今回のように、本当に自分の子じゃない場合だってあるんだし。
いや~、実際ね、すっごくたくさんあると思うんだ。

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