森三中大島とキンコン西野の不毛なバトル

それは、FNS27時間テレビの中の、『男と女にまつわる許せない話』(『すべらない話』のパロディー)というコーナーで起こった。

森三中の大島が、許せないエピソードとして、キングコング西野の話を持ち出したのである。

正直、「まだ、それ引きずる気かぁ~!?」と思った。

大島のダンナ(鈴木おさむ)の作品について、西野がツイッターで悪口を言って、それを知った大島が激怒するという騒動ね。

でももう何ヶ月か前の話。

怒りが収まらないのか、この番組の中でもそれを持ち出してきた。

周りは松ちゃんを始め、芸人多数。
相手不在のまま、これらの芸人を味方につけようという魂胆が感じられて、気味が悪かった。

結局、西野はツイッター上で謝罪しているのだ。
でも大島は「謝るぐらいなら、最初からこんなこと言うな!」と。

だけど「謝罪」ってそういうもんじゃね?
自分がやっちゃったこと、言っちゃったことに対する行為じゃん?

「謝ってるのにしつこいな、大島」と思っていたところで、西野がスタジオに登場。

これ生放送だよね? 修羅場になったらどーすんだろ。
2人とも感情的になったら空気読めなくなるタイプだし。

スタジオに現れた西野の表情からは、ただならぬものが漂っていた。
殺気立っていると言っていいかもしれない。

ちょっとたじろぐ大島。
しかしすぐ攻撃的なスタンスに戻り、「脚を組んでんじゃねーよ!」などと毒づく。

西野は「この件の9割は自分が悪いが、1割は大島が悪い。ホンマにひどい。最高に腹が立っている。(鈴木おさむと)結婚してからデカい口を叩き過ぎ!」と反撃。

・・・あ、言っちゃった、「ダンナが権力者であるのをいいことに言いたい放題」ってことを。
大島の顔つきが一変する。周りの空気も凍りつく。

そして西野は、「自分が例の発言をしたきっかけは、南海キャンディーズの山里だ」と言い始めた。大島のダンナの悪口を言い始めたのは山里なのだ、と。

うわー、この時点で、大島と西野は私の中で「どっちもどっち」「目クソ鼻クソ」となった。

ちなみに私、西野のように悪口をバラす奴がキライだ。
例えば、Aさんから「Bさんが幡さんの悪口言ってたよ」と聞かされたとして、私がムカつくのはAさんの方だ。お前の狙いは何なのだと。

話を戻そう。
結局、大島の怒りの矛先は山里に向けられ、嫌がる山里の髪の毛を大島が刈り込むという、何とも後味の悪い、笑えない結末となったのである。

やっぱりな。

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