私が選ぶ「SMAPシングルベスト2」

テレビをつけたら、ちょうどスマステで「国民が選ぶSMAPシングルベスト25」をやるところだったから観てみた。

ゲストは木村拓哉。
香取慎吾と並ぶと思いだすのは、財布の話。
(詳しくはコチラ→幡 蒼子のおこりんぼ日記3: キムタクと香取の絆が見えた番組

私、最初、シングルだけのランキングだと思わなかった。
だって知らない曲がいっぱい入ってたから。

その代わり、『KANSHAして』なんかのメジャーどころは入ってなかった。
そのことに香取は驚いていたが、キムタクは「別に驚かないけど」ってなことを言ってた。
「あ、キムタクはこの曲、好きじゃないのね」と思った瞬間であった。

それとたぶん(!)『たぶんオーライ』も入ってなかった。
この2曲、結構売れたと思うんだけどね。

ところで、私が一番好きなスマップの曲は『$10』だ。次に『俺たちに明日はある』かなぁ。
どう?王道からズレてるだろ?でもホントにスキなんだよ、スマップの曲の中では。

スマップは楽曲に恵まれてると思う。
完成度の高いメロディーライン・・・それゆえ意外と難曲だったりする。
スマップも歌いこなせてるんだかいないんだか、微妙なラインである。

スマップの歌声と楽曲が見事な「化学反応」を起こしてるケースはほとんどない。
「スマップの中居は歌がヘタ」というイメージが定着してるけど、草なぎや稲垣もなかなかのド下手である。別に木村や香取も、上手かったり味があったりするわけではないし。

例えば、久保田利伸なんかが『$10』や『俺たちに明日はある』を歌ったら、最高にカッコいいんじゃないか、と思う。

キムタクも言ってたもんね、作曲した林田健司氏の歌う『$10』のデモテープを聴いて、「これ、林田さんが歌った方が絶対いーのに!って思った」って。
ま、それぐらいカッコいい曲が多いのよ、スマップには。

ただ、国民的アイドルグループSMAPが、『世界で一つだけの花』を歌う意味だけはあったんじゃないかなーと思う。歌唱力うんぬんは抜きにして。私はあの曲、好きじゃないけど。

近年のシングルはめっきり不作だがな。
一昔前はホントにスゴかったな。でもその時でさえ、ちょいちょい「え?何でこんなのがシングル?」というような駄作(?)も挟まれてるんだがな。
個人的には、楽曲の出来・不出来がはっきりしてるグループだな、と思う。

今回のランキングの1位は、『世界に一つだけの花』ではなく『夜空ノムコウ』。
スマステのランキングって、何かいつも王道からはちょっとズレてるんだよね。
※関連記事・・・幡 蒼子のおこりんぼ日記3: 私が選ぶ「80&90年代バンドBEST5」

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