金持ち相手なら、庶民的な番組に出るなよ

川越シェフが「年収300万、400万円の人が、慣れない高級店に行き、批判を書くのはおかしい」的な発言をした件。

この発言、かなりの非難を浴びて、川越シェフが謝罪しまくってるらしい。
私、この発言って、本人が思ってるより、相当ダメージきついと思う。

ただのシェフならまだしも、もはや川越シェフはテレビタレントである。
そのタレント兼シェフが発した言葉としては相当パンチが効いてると思う。

誰かが「貧乏人は店に来るな、ということか!?」と怒ってたけど、えーと、まぁ、そういうことなんじゃね?

私が一番問題に感じるところは、具体的な年収を挙げちゃったところね。
「高級店に行き慣れてない人が・・・」などと濁して言えばいいものを。

特にこのご時世、年収が500万に満たない人なんてものすごい割合で存在している。
その人たちを完全に敵に回した形になるのだ。

しかもそれを、庶民の娯楽であるテレビ(←表現、古いな)に出ているタレントシェフが言っちまったとあって、庶民は「貴様、我々を愚弄する気かぁーッ!」と憤慨しちゃったワケ。

こーいうこと、具体的に言ってはダメなのよ。

かつて皇太子が結婚相手の条件として、「テファニー(←ティファニーのこと)であれやこれや買うような人では困る」と言ってたのを思い出した。

こーいうこと、具体的に言ってはダメなのよ、ホント―に。

良くない意味での具体的な言葉は、ず~っと人々に記憶にとどまり続けるのよね。
本人、軽い気持ちで言ったんだろーけど。

コメント