過去にも剛力のようなアイドルはいた

「ジョアの売り上げがアップした!」だの、「人気はホンモノだった!」だの、そういうことでさえも事務所が意図的に流した情報なのではないか、と思うんである。

オスカーは、武井咲を諦め、剛力彩芽だけに力を注いでいくことを決めたようだ。(露骨だな~)
実は、こういった人気捏造型タレントは、彼女らが初めてではない。

私が子どもの頃にも確かに存在していた。
吉沢秋絵・・・秋元康プロデュースのおニャン子クラブの一員。

おニャン子クラブは素人集団に見えて、実は、どこかの事務所に所属している無名のタレントがオーディションを受けてメンバーになっているケースも多い。

吉沢秋絵がそうなのかは定かではない。
しかし、異例のスピード出世だったのである。

彼女はおニャン子クラブに加入早々、ソロデビューを果たす。
人気があるコならわかるが、そんなコじゃなかった。
じゃ、歌が上手いのか?ってことになるが、これがもう、超ド下手なんである。

おまけに『スケバン刑事』の準主役にも抜擢される。
これまた演技も超ド下手なんである。

しかもデビュー曲はそのドラマとのタイアップだ。
こんなお膳立てがありながら、オリコン1位が取れない(他のおニャン子は1位続出)。
そりゃそうだ、人気ないし、歌ヘタだし。

でも「何とか1位を取らせたい」と思ったのか、2作目のシングルでB面に『会員番号の唄』という、おニャン子全員参加型の自己紹介ソングのようなものを入れて売り上げ増を狙い、やっとこさ1位を取るのである。

そこまでのもてはやされ方が、子ども心に大変不思議だった。
「彼女のことが力士にしか見えない私の目がおかしいのかな」と、自分の目を疑ったりもした。

・・・でも今、その頃の私に言いたい。
芸能界には、いくらだって「カラクリ」が存在してんだぞ!と。


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