フジの凋落とテレ朝の躍進

クソ番組が増えて、テレビを観る機会もグッと減ってしまった私。
毎週欠かさず観てる番組などない。

しかしそんな中でも、まだ観てる方の部類に入る番組が、『アメトーーク!』『ロンドンハーツ』『マツコ&有吉の怒り新党』である・・・わしゃ、男子高校生か。

そしてこれらの番組のテレビ局は、全てテレビ朝日なんである。
昨今、テレ朝の快進撃が止まらない。軒並み視聴率が好調なのよね。

かつては、「バラエティーのフジ」「ドラマのTBS」なんて呼ばれた時代があった。
その時テレ朝は何だったのかな。アニメとか?戦隊モノとか?
とにかく、ドラマにしても何にしても作りがドン臭いイメージしかなかった。

でも今のテレ朝は、視聴者のニーズを的確につかんでいる気がするの。
「楽しくなければテレビじゃない」などとホザいていたフジテレビは、トップの座にあぐらをかき過ぎていたかもね。視聴者目線というものを無視した結果なのだと思う。

もはや「バラエティーのフジ」ではない。
今や「バラエティーもテレ朝」だ。

そしてついにドラマでも、テレ朝が今年の民放ドラマでの最高視聴率を叩きだした。
米倉涼子の医療ドラマ『ドクターX』。わたしゃ、観とらんが。

ま、元々テレ朝のドラマと言えば、医療モノ&刑事モノが多かったわね。
そーいや『相棒』の人気も根強いね。テレ朝は、味のある役者をキャスティングするのよね。

米倉涼子ファンって、そう多くないと思う(←失礼)。
男女ともに「米倉涼子が好き」という声をあまり聞いたことがない(特に私の周辺では)。

だから「米倉ファンが米倉目当てで観た」というよりは、「ストーリーが良かった」「米倉の演技が良かった」「共演者の演技が良かった」等の理由で、高視聴率になったのだと思う。

それって素晴らしいことだと思う。

フジやTBSって旬な人が好きじゃん。特にフジね。
とにかく話題の人気者をドラマにキャスティングしちゃえ的な。演技力なんか二の次で。

剛力彩芽を今度の月9ドラマの主演にキャスティングしちゃうし。
人気者だと見誤っちゃってね。嘆かわしいね。ズレてんのよね、いろいろ。

「ロンバケブームよ、もう一度」とばかりに、連ドラに山口智子をキャスティングしちゃうし。
未だに昔の栄光にすがろうとする姿が何ともさもしいのよね。

「ロンバケ」に対抗して「ゴマホ」だって。誰も呼んでねーよッ!
・・・そして現在『ゴーイングマイホーム』の視聴率は底辺をさまよっている。

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