それでも芸能界にしがみつく人たち

世間はどうも河本を許さないと決めたようである。

彼がテレビに出るたびに300件ほどの苦情がテレビ局に届くらしいし、苦情は言わないが黙ってチャンネルを変えるという人が、これまたものすごい数いるらしい。

彼が出てると、私も「あ・・・」と思う。チャンネルを変えたりもしてると思う。
「ムカついて」というよりも、やっぱスタジオ内での「腫れモノ」臭がハンパなくて、いたたまれなくなるのだ。これは決して時が解決してくれるモンではなさそう。多分ずっと続く。

それなのに吉本は河本をテレビに出し続ける。どういう気なんだろ。
あの問題が発覚するまでは河本をピンで出すことが多かったが、最近になって次長課長のコンビとして出すことが多くなった。

「生活保護芸人じゃなくて次長課長ですよ~」ってことをアピールしたいんだろうけど、残念ながら河本は河本だ。

梶原のことは見放したんだろうか。
『はねるのとびら』も終了し、テレビから消えうせた感がする。

そう、消えたにせよ、メディアに出なければ世間も叩かないのだ。
それなのに河本は出続ける。そして世間は叩き続けるのだ。

なぜそんなに叩くのか。
まずは「我々の税金をだまし取りやがって!」という怒りがベースにあるのだろう。

そして彼の場合、アフターフォローがマズ過ぎた。
この問題を追及してきた人たちにツイッターで喧嘩を売り、謝罪会見では第三者に責任をなすりつけて自己弁護に終始し、謹慎の期間はいっさいなく、全額返済にも至っていない。
だから世間の人たちの怒りも根強く残ってるというワケ。

一方、酒井法子はどうだろう(唐突だが)。
覚せい剤犯罪は生活保護不正受給より、世間の怒りの度合いがどーも低い。
覚せい剤は、身銭を切った上で己の心身を破滅させる自己完結型(?)だからね。

それゆえ「まだ酒井法子の方がマシだよな~」という人がいる。
しかし思い出してほしい。ただの覚せい剤犯罪ではないのだ、コイツの場合。
覚せい剤反応を消すために逃げまくってたんだからねー!逃亡犯だ、逃亡犯。

そして裁判では「芸能界を引退して、介護の道に進みます」とか言って、裁判官の心証を良くするためだけに「介護」という言葉を利用し、結局は、芸能界での活動を再開させる始末。

結局ね、河本も酒井法子も、世間を欺いちゃってる点で同レベルだと思うのよ。

コメント