マツコが少年忍者に光を当てる

『マツコのDX音楽会』という特番を楽しみにしていた。

私、「マツコ、80年代歌謡曲の特番とかやったらいいのに~」って思ってたからね。
それこそ、仲良しの徹子と『ザ・ベストテン』の特番なんかやったらいいのよ。

で、その『マツコのDX音楽会』ですが・・・期待はずれでした。
何なの!?あの女芸人の多さ。それなら、マツコ一人で良かったわ~。

披露する知識はショボいし、映像と一緒に大合唱しちゃうしさ~。
マツコも周りに合わせてテンション高めにしてた。

落ち着いたテンションで、シビアでマニアックな意見を言う立場でいてほしかったなぁ。
あの場じゃムリだけど。だから一人でやるべきだったのよ。

何か、選曲も適当だし、映像も微妙だったなぁ。
80年代だけにしときゃいーのに、70年代まで引っ張り出すし。その割に山口百恵いないし。
アイドルに限定しときゃいーのに、何故か松山千春やブルーハーツが突然出てくるし。

昔の歌を懐かしむ番組なのに、何故かゲストのマッチが新曲を披露するし。
明菜好きのマツコは、マッチを目の前にしてどういう心境なんだろ。

かと思えば、番組の最後の方で米倉涼子が番宣のために登場するし。
今まで「明菜だ」「マッチだ」と騒いでいた流れを完全に止めるような「プリプリが一番好きでした」発言。皆、一気にトーンダウン(笑)。

なんちゅーか、この番組、的が絞り切れてなかったなぁ。
そう大して80年代アイドルに思い入れのない人間が作ったんじゃね?

ただ、マツコが少年忍者の映像を観て、「この人たちってこんなにカッコ良かったの~ッ!?」と狂喜乱舞していたのがちょっと可笑しかった。

マツコは佐川の兄ちゃんが好きだ。
忍者風の衣装を着て、シャキシャキ動く少年忍者を観て、「あ、佐川っぽいかも」と思った。

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