日本生命CMが予言していたメダル

前回のブログ記事(幡 蒼子のおこりんぼ日記3: 審判はツライよ・・・サッカー編)でもちょっと触れたが、ホントにフジのアナウンサーはどうしようもないな。アナとしての常識を疑うわ。

バレー日本女子が五輪銅メダルを獲得することになり、試合後、三宅アナ(男性・ベテラン)が選手一人ひとりにインタビューしていくのだが、第一声が「おめでとうございます!」ではなく何故か「頑張りましたね」なのである…28年ぶりのメダルだよ?何考えてんだろ。

選手に対してタメ口叩くし、選手とキャーキャー抱き合うし、選手のことを愛称で呼んでた(木村沙織のことは「サオ!サオ!」だって…キモッ)。

選手とどんだけ仲いいか知らないけどさー、そんな親密ぶりを公共の電波使って見せつけられてもね…我々はそんなもん、一つも望んじゃいないんだよッ!頼むから、ちゃんと仕事してくれよッ!

インタビュー内容も失礼極まりないのよ。
ベテランの選手には「このオリンピックが集大成ですか?」とか「ひと区切りですか?」などと、「引退ですよね?」と言わんばかりの質問。選手たちも困惑してた。

あとは「一時は代表から外れましたが」とか「ギリギリまで代表に決まりませんでしたが」とか、バツイチ&子持ちの選手には「子どもに今までさびしい思いをさせてきましたが」などと、せっかくのめでたい場でマイナス発言のオンパレード。

いらねー、マジいらねー。常識もないし、空気も読めない。アナとしての自覚もない。
でもこーいうアナ、とてつもなくフジっぽい…。

さて、こんなアナのことより日本生命ですよ(ハァ~?)。
日本生命はスゴイ!日本生命のCMには、オリンピックが始まる数ヶ月前から、バレー日本女子と体操の内村航平が出演していた。

もちろんオリンピックを絡めたCMで、バレーの方では「28年ぶりの表彰台へ」という言葉で締めくくられ、内村選手の方では、お母さんに対するメッセージとして「(北京で果たせなかった)恩返しはロンドンでします」という言葉で締めくくられる。

そして両者ともそれが実現したのである。
選手もスゴイが、日本生命(というか、CM制作者?)もスゴイ!

内村は金メダリストの呼び声が高かったが、正直、バレーはそれほど期待されてなかった。
なのにねー、すごいねー、目の付けどころがイイね。読みが当たってる!

ぶっちゃけ、今回なでしこを出演させててもダメだったしね。
どうせ「金をめざして!」みたいなCMになったろーから。

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